あらすじ ー1.ー
初投稿になります。
また、繰り返してしまった。
これが何度目であろうか、この男は’また’間違ってしまう。
『お前のせいで俺までとばっちりだ。』
『また君か。』
『コネ入社の癖に』
『早くソフト使えるようになれよ、まだ使えねえのか無能が。』
「こんな筈では、、、こんなはずではなかったのに。」
なぜこうなってしまったんだ。
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ーーーー時を遡ろう。
当時、大学三年生だった俺・風川は、大学の研究に没頭しており、あまり積極的に就職活動はしていなかった。
そんな中、周りのやつらはインターンシップやアルバイトから内定をゲットしてる人が多く出てきていた。
そんな中ゼミの教授からインターンの紹介のメールがきた。
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件名:株式会社DDSSKの求人について
各ゼミ生へ
どうも皆さん土江教授です。
そろそろ就活の時期ですね。
就職体験・見学会の情報がある為、
興味のある方は私までご連絡ください。
以上
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大学のコミュニティの間では、会社説明会を受け、適正試験、面接と成績は問わずトントン拍子で内定が決まる事で有名な会社でこの大学でも先輩が沢山入っている会社だった。
とりあえず申し込んでみよう。
楽に入れるに越したことはないよな?
と、この時から風川静里は魔境入りが決定してしまったのである。
これからの風川をよろしくお願いします。