その気がないのにキミは何故? 僕を誘惑するの!?
僕は、クソ真面目で今まで女性に関心もなかったんだ。
男友達と一緒にいる方がずっと楽しいと思ってたし!
正直女性の事は、僕にはよく分からないよ。
気分屋だし! 何を考えているのか分からないし!
___女性は、不思議な生き物だよ。
▽
___そんな時にね?
僕に近寄ってきた女性がいたんだ!
___その女の子はね?
見た目も、中身も女性らしいというか?
可愛らしい女の子なんだよ。
僕の周りには絶対にいない! 女の子だったんだ!
*
___僕の女性の印象ってね?
僕のお母さんやお姉ちゃん、妹みたいな印象なんだ!
言葉遣いも悪いし! 家の中で裸でウロウロするし!
直ぐに、ヒステリックになるし! 甲高い声でギャーギャーうるさいし!
僕とお父さんは、肩身の狭い想いをしているよ。
___家の中なら?
ゲップもオナラもしゃっくりもくしゃみも何処でもするし、音がデカいんだよね!
もう少し、女性なんだから! おしとやかにしてほしいんだけど、、、。
・・・それを、ウチの女性達に言うと?
『___亮之介は、男だから分からないのよ! 女は、みんな化けの皮を
被っているだけで、家ではみんなこんなモノよ!』
『・・・えぇ!? そうなの?』
『___当たり前でしょ! 亮之介は女に免疫が無さすぎなのよ!』
『___わ、分かってるよ!』
___僕は完全に、我が家の女性達で“女性”には幻滅していたんだよ!
▼
___そんな時に、あんな可愛い女の子と出会ったら?
女性に関心がなかった僕でも、彼女の事が気になるようになるよ。
___だってね?
彼女は、僕に気があるのか? 誘惑するような態度も取るし!
僕に目配せもしてくるんだよ!
・・・でも?
僕と彼女が近くづくと? 彼女は、僕に全く関心がないような態度も取るんだよ。
___正直、こういうの苦手なんだよね!
僕の事が好きなら、好きって言って欲しいし!
そうじゃないなら? 僕に近づいて来ないでほしんだ!
・・・だって?
そうしないと、僕の方が諦めがつかなくなるでしょ!
*
___でも? 何故? 僕なんかを彼女は誘惑するのかな?
男なら? 何処にでもいるのに、、、。
・・・どうして? 僕なんだろう?
彼女は、僕の事が好きなのかな、、、?
___そんな事、ないと分かっているのに、、、。
どうしても、期待している僕がいるんだよ!
▽
___でも? よく彼女を見ていると? 僕だけじゃなく!
他の男にも、僕みたいに誘惑しているように見えたんだ!
___癖なのか? 彼女にとって自然な事なのか?
・・・なんなんだろう?
___でもね?
今の僕はこう想うんだ!
『___どうか! 彼女が僕の事をずっと誘惑してくれますように!
頼む! 僕はいつの間にか、彼女の事が好きになってしまったからだ!』
・・・欲を言えば?
彼女にも、僕を好きになって欲しいと強く想っているよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。