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5.

 時々、やけに早く眠りたくなる時がある。


 そしてそんな日は決まって、翌朝の目覚めが非常に悪い。長い夢を見て、眠った気がしないのだ。

 だけどわたしはそれを気にしない。気にすることではないと、分かっているから。


 理由なんてないけど、分からないことが、分かっている。


 だからわたしは気にしない。


 大好きな彼と共に過ごす時間を大切にして、今日も明日も彼に甘えて彼を甘やかすのだ。

 先日、ネットの海に新しい動画が投下された。あの、狂った少年が映った動画だ。


 わたしは今回もまた、それを何度も見返している。自分でも理解の及ばない感情に満たされながら、何度も残酷な映像を繰り返す。

 彼はそんなわたしを、説明しがたい表情で見つめながら、何時もわたしの側に寄り添っている。


 ある日わたしは、ふとした思い付きを彼に尋ねた。


「この男の子ってさ、キミじゃないよね?」


 ほんの一瞬だけ驚いた表情を浮かべた彼は、だけどすぐにいつもの呆れた顔に戻って、聞き慣れたため息を吐いた。


「んなワケないだろ」

「だよね」


 そりゃそうだ。

 この少年が、彼なわけがない。


 当然だ。

スッキリしないニュースだったので、自分なりにスッキリする感じにしてみました。自分なりに

色々と設定の裏の部分を考察できる内容に努めたつもりですが、長くないお話だし珍しくいつもより頭を使いながら書いてたのでちょっと大変でしたが、普段しない書き方をしてみたので楽しかったです

連載で書いてるお話が完全に止まっちゃってますが、書きたい欲はかなりあるので良かったらそちらも気にしてもらえると嬉しいです

あと最近同人活動を始めたので、くらうでぃーれんの名前も意識の片隅に収納していただけるととても嬉しいです

読了ありがとうございました

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