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翌る日。朝日滴る部屋の中で、四人は情報を提示する

 

 黎明滴る朝の日。

 警備の目が背に刺さる緊張の中、僕達は部屋に戻る。

 瞬間、朝日と共に影は揺らぎ。

 逆光を背に、二人はこちらへ微笑み。


「……全員帰還しましたね。───では、情報交換としましょうか」

 右翼と左翼、二つのチームは笑い合い。

 そのまま、流れるように情報を連ねる。


 ♦︎


 肌を透き通る日光。

 光差す円卓を囲む二チームは、其々手にした情報を開示する。

 其処には当然嘘は無い。当然だが、曇りも無い。

 危機ありげでも生還した彼女達は、功績を自慢する事も無く情報を提供する。

 最初に開示したは、右翼担当の僕達。


 ……だが、僕のパートはバッサリカットで良いだろう。

 帰還が遅れた今までの経緯とちょっとした情報を言っただけだからね。

 そして「こう言う訳だった」と僕は最後に付け、情報提示を終了。

 そのまま朝日に流れ、観客と化して息を吐く。

 然してモイラは小さく微笑み、主役と化して言葉を告げる。


「でねでね。───ユトも知っていないだろう重要情報を、モイラさん知っちゃったの!」

 その様は、見慣れぬ景色を見てはしゃぐ子供の様な無邪気さが在った。


「重要情報……?モイラさん、何かさっきよりも有益な情報を持っているんですか?」

「是非是非、聞きたいわね!」

 ガレーシャとフェルナも、それにすぐ反応。

 それにモイラはただ、笑みを浮かべ。

「ちょっと待って!」と言って一瞬だけ部屋を発ち。

 ……そして数秒後に帰って来たモイラの手には、ある書類が握られて。

 それを意気揚々と円卓に叩きつけた彼女は、また笑い。


「───これだね!ちょっと皆見てみ!凄いよ!」

「うむ。どれどれ……」

 それに追従するカタチで、僕達はその一つの書類を揃って覗き込む。

 あのモイラが得意げに豪語するのだ、少しくらいは信用できるだろうと。

 僕はそう邪念を振り払いのその書類を見て……即座に懐疑の声を上げた。


「『禁忌目録;皮下霊脈の取り扱いについて』……?」

 萎れ、水が染み込み、風化していたこの文書。

 この単語の意味は理解できなかったが、それ相応の情報だと……断言出来る。

 それにフェルナとガレーシャも同意な様で。


「かなり汚れてるけど……結構価値が在る情報に見えるわね!」

「私もフェルナさんに同意です」

 意見一致。

 モイラも頷いていることから……そうだね。

 この詳細を見てみようか、満遍なく。

 そして一切の解釈の狂い無く、僕達はこの書類を読み上げた。

かなり文章量が少なくなってしまいました……申し訳ありません。

ですが明日の更新では、余裕ある文章量になると思いますので、ご心配なく。

あ、出来れば御評価を。


……以上、作者の謝罪(媚び)でした

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