第七話:これっきり
義人「え〜今回で最後となりました……今思えばガッツが足りなかったな……こんしんのギャグを考えましたんでそっちもよろしく!あとがきのほうでは作者の今後の予定が少しだけ、わかります」
七、
扉を開けるとそこは普通の屋上………以前は僕の部屋に直結していたとおもったのだが今回は今回でこれまた普通に出てしまった。
「………ここ、ほんとうになんなんすかね〜」
「さぁ?それよりも………屋上から出ようにも出れないような気がしてならないんだけど……」
ガチャガチャとノブをひねっているのだが困ったことに屋上の扉は開いてはくれなかった。
「う〜ん、反抗期っすかね?」
「………扉に反抗期も何もないとおもうけどね………しょうがない、連絡して誰かに助けてもらおう………ん?」
よくよく見てみれば屋上の先っちょのほうには看板が立てかけられ、そこには次のような文字が書かれていた。
『………良くぞ現れた、勇者よ……そなたにはこの学校の地下迷宮に挑戦する権利を与えよう………ここにあるロープを掴むが良い』
「………なんだ?これ?」
「新手のいたずらっすかね?」
どっからどう見ても高校生が書いたとしか思えないへたれた字に若干辟易したのだがこれはまた………どうしたことだろうか?プリンはまるで飛んで火にいる夏の虫のようにふらふらとそのロープに近づいていくと……
「い、いっても大丈夫っすよね?」
え?何?そのいくならヨックンもいくっすよね?っていう表情………おいおいおい!!まずは自分の中にあるあの不思議迷宮をクリアすべきじゃないのか!?
ただ、心の中でおもっているだけでは人に伝わらないことも多々あるようで彼女はあっさりとロープを掴むと僕が静止することもなく…………
こうして僕たちは再び別の世界へと旅立ったのであった。
〜END〜
「あ、今思いついたネタなんだけど………」
「何っすか?聞いてあげるっすよ」
「……遠藤さんがこういった………これでえんどう(END)!!」
「…………」
さて、終わってしまいました……ですがまぁ、今は別の小説を考えており、半ば六話分ほどたまっています。先に言っておきますが主人公はあの方、そう時雨君です。時雨君のファンの皆さん(いるんだろうか………)期待していてまっていてください!おっと、題名を言いそびれていましたが『夢の生まれる場所、心龍の目覚め』の予定です。メッセージなんかもらえると早くなるかもと考えていたりしていてください。さて、そろそろ調子にのってしまう頃合なのでこれまで応援してくださった人たち………ありがとうございました。




