マタンゴになった私・・・w
このところ、雨がよく降りますね。
私が住んでいた西安は、普段は雨なんてまず降らないのですが、一度降りだすと2週間は豪雨が続きまして、外出もままならぬ状態となります。
ゲリラ豪雨やスコール並の大雨が続くのですから、そりゃあもう水害も出るわけです。
トイレがアレですし、逆流してくると街のあちこちが大変になるんですね。(このへんは想像におまかせしますw)
いきなりですが、雷がまたすごいんです!
日本でも山や田舎の方ですとかなり大きな音するじゃないですか?
その3倍くらい? いや、もっとすごい轟音が鳴り響くんですよ。
ほんとに世界が割れるんじゃないか? というぐらいの!
稲妻もすごいですよ。
夜空を切り裂くかのように、横一文字にピシーッ!という感じで走ります。しかも、それが長い!
昔の人が龍を見たと言っても何も不思議ではありません。
もっとも、当時の私は目を輝かせて「おお、サンダーブレイク!」とか「スペースサンダー!」とか言って喜んでましたが。
まあ、そんな雨の中私は仲の良い中華料理店にお手伝いにいったわけです。表ににでられない観光客が大挙押し寄せるので、ホテルの飲食店は忙しくなるのです。
丸鳥をさばいてくれということで、10羽ほど解体してたんです。
レッグ(骨付きもも肉)をおろす際、仕上げに膝関節の太い部分をなた包丁で叩き落とすのですが、その瞬間――強烈な雷鳴が轟き手元が狂ってしまいまして、人差し指をざっくり!・・・(TOT)
皮膚がぺろーんととれて、骨が・・・(^_^;)
というわけで、急遽病院に行かされまして、とんでもない目に合わされました。
乱暴な上に簡単な処置を受け、事なきを得たのですが、針で縫う際に打った麻酔の副作用が出ましてね。
数時間後に発症しました。
最初は、なんか口が開きにくいなあと。
それが徐々に目が開けにくい、全身がかゆい、呼吸が苦しい……鼻水が止まらない、しゃべることができない――!?
あわてて鏡を見ると、な、な、なんと、お岩さんのようになっているではありませんか!
そうする間にもますます進行し、タイトルのようにマタンゴのように(;O;)
もしくはドドリアさんのようにw
再び病院に直行し、点滴を受け、結局一晩入院するハメになったのです。
当時は塩化プロカインなる名前で覚えていたのですが、今では呼び方が変わったらしく(帰国後知った)あの体験は今思い出してもゾッとしますね。




