敦煌 鳴沙山 月牙泉
敦煌といえば、井上靖の小説「敦煌」及び、その作品が原作となった映画を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
とはいえ、その映画自体が私が中国にいたときよりも前の作品だから、かなりの年の人に限られてしまうかもしれませんがw
でも、なぜか敦煌って有名ですよね?
莫高窟という仏教遺跡は今や世界遺産となり、文化的価値も優れた名所になりました。
ちなみに私の住む静岡県には世界遺産がふたつあるのですが、なんか申し訳無い気がしてならないのですw
だって、三保の松原と韮山反射炉に実際に行ってごらんなさい。
がっかりするに違いないからw
ただ、韮山反射炉については歴史とかそれにまつわるエピソードが面白く、設置に奔走した江川太郎左衛門という人物にスポットを当てると、とても魅力的な施設ではないかなと思います。
話を敦煌に戻しますと、有名な莫高窟よりも私がオススメするのは鳴沙山という砂漠の丘です。砂漠の砂が盛り上がった一帯すべてを鳴砂山といい、この山がこれだ!というわけではありません。
ここがまたロマンチックでね。
敦煌 鳴沙山 でググってみてください。
ちなみにツイッターでもあとで写真アップします。
とにかくシルクロードとか月の砂漠とか、そんな単語が次から次へと浮かんできます。
ラクダの大群が走って←歩いてじゃないよw 目の前を横切ります。
月牙泉という三日月型の泉があって
まさに砂漠の中にひっそりと佇むオアシスといった風情を醸し出しているのです。(実際には、街からそう遠くないので秘境のイメージは低いのですが)
ここの砂の丘がまたハードでして、頂上まで辿り着くのが困難なんですよ。
砂に足が埋もれて、一歩進めばその分だけ下にもぐる――みたいに、体力勝負となります。
心臓がバコバコ鳴りますw
ここはもう二度と行きたくありませんw
「アンチャーテッド」(砂漠に眠るアトランティス)での主人公・ネイトの苦労が実感できますよ♪
ちょっと、思い出すためにネットで調べてみたら、今ではラダーのような階段が設置されたらしく、あ、これならまた行ってもいいななどと考えた私はもう若くないなとw
そういえば、ここに新婚旅行で来ていた日本人の夫婦と知り合ったのですが、月牙泉だけに三日月マークで有名な某企業の方でして、またこの夫婦が感じがいい人達で羨ましくなったりしたものでした。
「よし、日本に帰ったら結婚するぞ!」とか、勝手に誓ったりしてねw
帰国後、見事に玉砕したのも今となってはいい思い出ですwwww




