ついに出会う!
中国に住み始めて1ヵ月、私の中国語は急速なレベルアップを遂げ、日常生活には困ることがなくなるほどになった。
このあたり、外国語を学びたいならその国で一人で生活することが一番!と自信を持ってオススメできます。
なにせ、武術の練習以外は勉強でしたから。
ざっと一日のスケジュールを書くと
朝、7時に起床。
8時から早朝訓練。10時まで。
市場に買出し。
12時ごろから昼食を自炊。
中国語の勉強を1時間ほど。
昼寝。←中国人の習慣。
2時から5時まで武術の鍛錬。
5時から晩御飯。
中国語。
7時ごろから一人で鍛錬。
鍛錬の内容も細かく書きたいのですが、興味のない人には面白くないと思うので省略。
10時 就寝。
↑ 9時頃から停電なので、起きていてもつまらないのです・・・。
鍛錬は普通、体育館とかでやると思うじゃないですか?
武術隊などはそれが当然ではあるのですが、私の場合は屋外で行なったり、いろいろな場所で行ないました。
そうでないと、意味がない――と、老師の考え。
話しは飛びますが、冬は零下10度ぐらいになるので大衣というオーバーコートを着ながら運動するのです。
「おまえはいつもジャージでいるのか?」
↑ こういう考え方を中国人はします。
こんな毎日を送りながら、ついに馬賢達老師と出会うことになります。
まずは奥さんと(笑)
今となっては、初対面のときのきっかけがなんだったのか?思い出せないのですが、とにかく私はそのとき、そこにいたのです。
そう、馬賢達老師の自宅に。
ほんとに、どうしてこうなったのか?誰がセッティングしてくれたのか?忘れてしまったのですが、馬賢達老師よりも先に奥様に会えました(笑)
当時、大学の英語の教師をしていまして、とても暖かい感じのやさしいおばちゃんでした。
息子の馬越さんがベトナムに行っていて、寂しがってましたね。
ちなみに馬越さんも武術をやっています。彼とはかなり後になって会うことができますが、それはまたそのときに。
で。
ついに馬賢達老師が帰宅してきたわけです。
そして、到着そうそう奥さんへの「ただいま」の挨拶もそこそこに
「あなた、豆腐買ってきてちょうだい!」
という奥さんの一言で、あの「中国一強い」と名高い馬賢達老師が素直に買い物に出かけたわけです。
そう、天下の馬賢達は恐妻家でした!(爆)
(まあ、中国ではだいたいそうなのですが)
私も誘われ、自由市場に豆腐を買いに走りました。
アルミ製の弁当箱を持参し、切り分けられた豆腐を一丁……。
当時の中国では豆腐をそのまま切って寄こしましたから、入れ物を持っていかないと持って帰れないんですね。
そう。
私が馬老師に最初に学んだことは、市場での豆腐の買い方でした(爆)
ギャハハハ!!☆ミヾ(∇≦((ヾ(≧∇≦)〃))≧∇)ノ彡☆バンバ




