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黄砂吹き荒れる街での無聊

この連載を始めて以来、かなり風変わりな出来事を書き連ねていましたが、実際のところ毎日毎日刺激的なことが起こるというわけではありません。


退屈な日々がほとんどといってもいいぐらいです。


とにかく時間だけはたっぷりありましたからね。

中国生活も半年を過ぎた頃から散策にも飽きてきたし、買い物もすでに慣れたものでさっさと済ませることができるようになってしまうと、空いた時間を持て余すわけです。


立禅とか、気功とかヒマつぶしには最適なのですがw

やっぱり若かったですから、身体を動かしたくなるわけで、ランニングとかひとりで套路(武術の型)の練習をするのですが、それでも時間がたっぷり残っている。


そういえばウォークマンで「KILL THE FIGHT!」や「戦え バイカンフー」なんかを聴きながら走ってたことを思い出しました。

今でも、聴くと燃えますね♪


部屋に戻り、友人たちが送ってきてくれた本などをむさぼり読む。

記憶に残っているのが、陳舜臣「インド三国志」西村寿行「滅びの笛」フェレデリック・フォーサイス「悪魔の選択」シドニー・シェルダン「ゲームの達人」ジェフリー・アーチャー「ケインとアベル」などなど。

森村誠一の「悪魔の飽食」を読んで、731部隊のことを知り、そのあと色々と調べるきっかけにもなりましたね。


創作の真似事を始めたのもこの頃でした。

仮面ライダー(ストロンガーまでの昭和ライダー)が、宇宙根源悪みたいな敵に次々とやられ、残された1号2号V3がどう戦うのか? みたいな話で、今考えると勝てるわけない強敵なのですがw なぜかビッグワンとズバットが現れて解決してしまうみたいなアホ話でしたね。


↑ こんなのを友達と手紙でやりとりしながらリレー形式で書いてたのもいい思い出です。


そうそう。

大学の図書館に日本の「武術うーしゅう」や「週刊プロレス」があったのですよ!

それがね、普通の人は立ち入れない秘密の部屋で、外国の本などがあるわけですよ。「プレイボーイ」とか「ペントハウス」なんかもあり助かりましたねw


溢れ出る、有り余る――性欲の処理には苦心してたんですw




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