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聖なる湖……ヤムドク湖

少し前に青海湖について書いたが、今回はチベットのヤムドク湖を紹介します。


ヤムドク湖で画像検索すると、その美しさに目を見張るに違いない。


標高4441メートルにあるせいか、空気が異常に薄く、そのせいか塵も少なく青さや光の反射が直接網膜に飛び込んでくるような強烈な美しさだ。


改めて調べたところ、ヤムドクとはトルコ石を現すのだそうでトルコ石のように碧く光る水だとのこと。


ここに至る道程がまた危険で、舗装されてない曲がりくねった山道を延々と走り続けるのだが、道の片側は急斜面。ガードレールなど当然ない。一歩間違えれば数百メートル下に転落するというデンジャラスロード。


とても「ザ・ローンゲンワインディンロー♪」などと歌う余裕はなかった。


湖畔におりると、子供たちが集まり何やら楽しそうな風景が見られた。

ボロボロの黒板を使って、年長の子供が幼い子供たちに読み書きを教えていた。

青空学級だ。

中に加わると、みんな一斉に集まってきて、カメラを指差し「写真を撮ってくれ」とうるさかったw

子供たちはどこに行っても元気。楽しいひとときを過ごせた。


そして、帰りに名前を失念してしまったがとある寺院に立ち寄る。

黒地の壁一面に黄、赤、白の彩色で壁画が描かれていた。何の絵なのかさっぱりわからない。たぶん神様だと思う。千手観音みたいな絵もあったので。


黄はゲルク派、赤はニンマ派、白はカルマカギュ派のシンボル。黒を崇拝するボン教にチベット仏教が勝ったことを表しているのだそうだ。



チベットには元々ポン教という土着宗教があったのは、あまり知られていない。



日本の神道と中国の道教を足して割ったようなこの宗教は、先祖崇拝やら八百万の神のような考えがあったのだが、インドからきた新しい宗教(仏教、ニンマ派の走り)がこれを駆逐してしまった。



そして、発展したチベット密教は、実はヨガの教えが根底にあり、それが神秘的なイメージを作る元になっている。



これらの話は七世紀とされているが、そのころにはすでに、中国には道教、仙道(タオイズム)が存在していた。



呼吸法を重視している点で、密教も仙道もあるいはヨガも共通するものがある。



この呼吸法、今では様々な呼吸法があり、健康に、ストレス解消、リラックスなどに役立ち多くの人が実践しておりますね。



元々古代のインドやチベットでは、こんな事ばかりを(失礼!)

大マジメに研究していた人たちが大勢いて、しかも二千年以上にわたってだから、やはり何かをつかんだであろうことは推測できるわけだ。



人間はやはり賢いから、大昔の人だって、ひたすら打ち込んで、いろいろなデータを取って、あるいは人体実験めいたことまでやってのけ、

人間の体の不思議、謎を解き明かしていったことは想像に難くない。



……っと、話がヤムドク湖からそれすぎましたねw


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