2/2
いきるなかで
コノ世界で生きて、最低限の人のために動けなかったらココにワタシはいらない
ココはいつも嵐の雲が渦巻くような見えない何かが覆っている
強い風が吹いてないのによろけながらも立っていられるから不思議
身を守る家をつくろうとしても、材料が集まる前に飛ばされる
雷鳴轟く中で立ちすくむだけで命が減っていく
夢は生きることで精いっぱいで遠くなっていく気がした
同じスタートラインにいた仲間が別の次元に生きているように見えた
ワタシはあとどれくらいココにいようか
涙の海で溺れたら
そのまま真っ暗になる
真っ暗になっても生きているからまだそのままで
今日も生きている
明日が、来る
でも、
この息苦しさはなんだろう