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おっと。私が女だということがバレる所だった

 突然ですがどうやら幕末にいるようです。


 目の前には着物を着てこちらを不審気にちらちらと不審気に見る通行人。


今の私の服装は紅色のドレスを着ている。しかも背中のガバッと開いたセクシーなドレス。

とても目立つ。大切な事なのでもう一度言う、とても目立つ。

しかも新撰組の人が来た。それは藤堂平助だ。マジか。この姿は私が女だということが分かってしまう。


「お前、女だったのか!!しかも、かなり美人!……って、え?女!?お前、男って言っていたよな?ちょっと来いよ。屯所まで。」


マズい。非常にマズい

女だとバレればもう幕末にいる時の寝床を失うことになっていまう。


解決方法は…


1.逃げる。

 場凌ぎでなんの解決にもならない。

2.いっそ開き直る

 寝床がなくなりますな。

3.慧美と私は違う人物ということにする。

これにしよう。


「貴方は何を言っているのですか?私と貴方は初対面ですよ?新手のナンパですか?」


「それこそ何を言っているんだ?お前は慧美だろ?」


「え?私は桜。慧美ではありませんよ?」


目の前に見事な狂い咲きの桜の木があったので偽名は“桜”にした


「え?まさかのソックリさん?ごめん。じゃ、ばいばい」


間違えを恥じて、逃げるようにその場を去っていった。


「ごめんね。」


嘘ついちゃって。


去って行く背中に向かって言う。

その声に気付かず、藤堂は走りを緩めなかった。


どくん。



胸の奥に何かが現れたような違和感を感じた。

何か。とは箱の様なもので鍵がついている。

とりあえず鍵を外す。どうやって外したのかと言われると答えられないが、とにかく外した。

すると箱の中から何かが飛び出した。

ああ。これが神が言っていたトリップの力なのか。


何故か理解が出来る。

これは神のオマケなのだろうか?


『正解!!よく分かったねー(≧∇≦)流石!!イェーイ』


言葉の馬鹿さがアップしましたね。


『ひっどーい(T^T)あ。あと、もう一つプレゼンがあるから、お楽しみにねー(ゝω∂)』


もう一つ?

何だろう。ねぇ、何?


『お・た・の・し・み♡』


あ。はい。教えてくれないら、もう良いです。さようなら。


そのプレゼントは手に新たにできた痣と何か関係があるのかな?


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