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番外第二話〈騒乱! 濃澄純ニチ郎〉-2-



 閑散とした街の中心に、寂しく佇む。

 活気に満ち溢れていた数日前までの光景も、今や面影はない。閑古鳥すら鳴かない、無残なまでの静寂がその場を支配していた。

 ――街から人間が消えたのは突然だった。

 昨日まで、数時間前まで、一瞬前までそこにいたはずの同胞が、次々に姿をくらませたのだ。常識では測れない不可思議な事態に、彼女は確信した。


「間違いない、これは――神隠しだ!」



「阿呆か」

 一蹴である。

 迫真の表情で美貴理が語り聞かせたのは、言わずもがなネットゲーム〈Stairs to heaven〉での話だ。ステヘブに就職活動を強要されたと彼女が嘆いてから、およそ一週間後の出来事。今度はゲーム内人口が尋常でない勢いで減少しているとタクに泣きついてきたのだ。

 憮然とした表情で壁の隅に寄りかかっているタクに、美貴理は唇を尖らせる。

「……まあ神隠しは冗談だけど、さすがに異常だよ。一斉に人が消えるなんてただごとじゃない」

 もはや定位置であるPC前で項垂れる美貴理を眺め、タクは眉間に皺を刻んで言った。

「確かに、もう“気にせず楽しめ”なんて言える状況ではないな」

「楽しむ手段がなくっちゃどうしようもないよ……」

 他者との触れ合い――それがネットを利用したオンラインゲームの醍醐味である。

 ネット内で巨大なコミュニティを形成していた環境から、突如として数多くのユーザーが消失する――異常事態だ。それこそ、残された僅かな人間すらそこからの撤退を視野に入れるほど。

 悲嘆に暮れた美貴理が、溜息混じりにぽつりと呟く。

「いったいどうして……?」

 その問いに、しかし彼女は答えなど一切求めてはいなかった。例えるならば、太陽照りつける真夏日に「暑い」と口にするようなもの。その台詞にさしたる意味はない。

 が、タクは渋面のままでこう答えた。

「……心当たりならある」

「――へ?」

 意図せず間抜けな声が漏れる。仰天して、つい質問を連続して投げつける。

「こ、心当たりってどういうこと? ステヘブから人がいなくなった理由を知ってるの?」

「ああ、事態を引き起こした原因については大体の目星がついている。これを見てみろ」

 美貴理の方に歩み寄ったタクが、慣れた仕草でノートPCを操作する。

 某ニュースサイトを開くと、その一面には衝撃的な言葉が堂々と飾られていた。


“ハローワークに就活者押し寄せ! ほとんどが中途採用を希望”


「こ、これ……っ」

 即座に美貴理も勘づいたのか、口元を手で押さえて呻いた。

「まさか……中途採用って……」

「ああ、恐らくはおまえの予想通りだ。ここで語られる就活者とはすべて――元・ステヘブ住人だろう」

 卒倒しかける美貴理の肩を、後ろからタクが抱きとめる。無理もない、先日までニートとして同族意識を抱いていた仲間が、知らぬ間に社会復帰を目指していたのだから。……まあ、その同類でないかぎり彼女の心情もまるで理解できないが。

 そう、一週間前にゲーム運営が告知したハローワークへの招待。ユーザーたちは見事に――まるで篝火に向かう羽虫のごとく――誘われていったのだ。飛び火が自らの体躯を焼き焦がす可能性も考えずに。

 明かされた衝撃的な真相に、美貴理は顔をくしゃりと歪めて震える声で呟く。

「そんなっ……いつか一緒に労働撲滅運動をしようって言ってたじゃん。あの言葉は嘘だったの……?」

「……いや、それは知らんが」

 その労力ではたらけばいいのに。

 呆れ返ったタクに構わず、机上に突っ伏しておいおいと涙を流す美貴理。

 そんな彼女の丸まった背中を見ながら、タクはまたも表情を真剣な面持ちに塗り替えて言った。

「だが、彼らが望んでステヘブから離れたのかはわからないぞ」

「へ?」

 含みを持たせたような言葉に、美貴理は疑問符を口から漏らす。

 先刻から妙だ。事件の当事者である美貴理に、部外者であるはずのタクが会話の主導権を握っている。知られざる情報の欠片がみるみる掘り起こされる。


 まるで、彼がこの失踪事件に深く精通しているように。


「ど、どうしてそう思うの?」

 淡い期待を抱き、問いかける。タクならば、この異常事態の原因、あわよくば打開策も知っているのではないかと。

「話すと少し長くなるが……、一週間前に美貴理からステヘブの話を聞いたとき、引っかかることがあってな。俺なりに調査してみたんだ。聞きたいか?」

「――うん!」

 やけにもったいぶるタクに対し、美貴理はふたつ返事で頷いた。この会話の流れで、首を横に振るはずもない。

 浅く深呼吸して体裁を整えた後、タクは「落ち着いて聞いてくれ」と前置きをして語り出した。

「一週間前、俺はステヘブのアカウントを取得してゲーム内で聞き込み調査をしたんだ。人目を惹くため、女性ユーザーを装ってな」

「まさかこんな身近にネカマがいたなんて……」

「やかましい! す、好きでやったわけじゃないぞ!」

 不思議と畏敬の念が込められた美貴理の視線に、タクは顔面を真っ赤にして喚いた。この異様な慌てぶり、彼も性別を偽るのを多少なりとも楽しんでいたのかもしれない。

 咳払いで誤魔化し、話の軌道を修正する。

「それでだな……話を聞く対象は、僅かに残っていた、配布された強化アイテムを所持している連中だ。そしてハローワークに出向いた者が、そこでどんな待遇を受けたかを尋ねた。そしたら……随分面白いことを教えてくれたぜ」

「……そ、それは?」

「不思議なことに、すぐさま仕事の内定をもらったらしい。まあ、話を聞いた奴はそれを辞退してゲーム世界に舞い戻ってきたようだがな。たいしたニート根性だ」

「はあぁ⁉」

 思わず仰天に声を荒らげたのは、内定を辞退したニートの鑑のような人物に――ではない。まあその潔さは驚嘆に値するが、今はそんな些事に構っていられない。

「ちょっと待って。あたし、よく知らないけど……ハローワークって普通、そういう場所じゃないよね?」

「当然だ。ハローワーク本来の役割は就活に必要な情報提供と、ある程度のサポートのみ。女神の前髪は自分自身の手で掴むものさ」

 その返答は予想通りだ。世の中そんなに甘くはない。だから美貴理は日々穀潰しに勤しんでいるのである。

 しかし、ならばなぜ彼らはその前髪を恵んでもらえたのか。

 聞けば聞くほど膨れ上がっていく現状の特異性。

「そして、嬉々として内定を受け取った彼らの友人は、ゲーム外でも完全に音信不通になったそうだ。“神隠し”もあながち間違ってはいない。これが指し示す答えは、ただひとつ――」

 言葉が区切られ、無言になる空間で、美貴理が生唾を呑む音が一際大きく響いた。

 そして語られる荒唐無稽な、しかしあらゆる謎に合点がいく推理。


「これは恐らく――ハローワークの陰謀だ」


 瞬間、確かに美貴理の世界は色彩を変えた。

「なんだって……?」

“陰謀”――公共機関にはとても似つかわしくない単語だ。

 その驚愕と疑念の空気が、タクの説明を促す。

「ネットゲーム〈Stairs to heaven〉、これがそもそも策略の一手だったんだ。考えてみろ、ゲーム運営にとってハローワークと提携を結んでのキャンペーンなんて百害あって一利なしだ。事実、ばら撒かれた内定によってゲームのプレイヤー人口は激減した。こんな状況になるのは、目に見えていたはず――」

「ってことは……まさか⁉」

「勘づいたか。そう、ステヘブ運営はハローワークの操り人形だ。このゲーム自体が、ハローワーク窓口の客寄せパンダだったわけさ」

 つまり、非労働者をゲーム運営によってかき集め、まとめてハロワにおびき寄せたというわけだ。

 就職した者と連絡がつかないのは、恐らく膨大な量の仕事に忙殺されているため。なんの試験もなく内定を与えられる会社など、ブラック企業以外に有り得ないのだ。

 そして彼の推測が正しければ、美貴理もその謀略にまんまと踊らされた道化だということ。衝撃の事実に、驚愕のあまり呼吸が止まりかける。

「ゆ、許せない……。どうしてハロワはそんな卑劣な真似を……」

「当然、日本の労働者人口を増やすためだろうな。それが俺たちの――ハローワーク職員一同の本分だ。だが――」

 彼が自分から言うまで、美貴理はタクもハロワの一員だとすっかり失念していた。現在までの様子からこの計画に加担しているとは考えられないが……次の言葉がタクの完全な潔白を証明した。

「妙なんだよ。ハローワークの理念は『皆が等しく輝かしい汗を流す未来を目指す』ことだ。もう耳にタコができるまで教え込まれた。はたらく楽しさも教えず適当に仕事を渡すなんて通常じゃ有り得ない。……俺の知るハロワは、そんな非道な組織じゃなかった」

 タクの声の端々に、苦汁を舐めたような震えが見え隠れしているのを、美貴理は見逃さなかった。

 きっと彼もこの事態に絶望し、葛藤し、憤慨しているのだ。誇りを抱いていた仕事への想いが、彼自身の仕事場で踏みにじられているのだから。

 終始眉に皺を寄せているタクの表情に、彼がこの事件を細部まで調査をしていた理由が、納得できた気がした。

 このままだと彼は、職場に単身乗り込んででもブラック企業に幽閉されたニートを救出するだろう。そういう男なのだ。

 その静かな怒りを湛える横顔に、不思議と高揚する胸裏。

 美貴理も、事情を聞いて黙ってはいられなかった。タクのハロワに対する激怒に感化されていた。

 机の正面から立ち上がった美貴理は、タクの胸を小突く。そして、

「どうせ……やるんでしょ。力になるよ」

 瞳を決然と輝かせ、浅く頷いた。

 タクの唇の端に、今日初めての笑顔が浮かぶ。

「恩に着る」

 そしてふたりは、硬く固い握手を交わした。


 ……そのままの体勢で、十秒。


 一分、

 二分、

 三分……

「ち、ちょっと……」

 美貴理が拳の力を抜いても、どころか振り払おうとしても微動だにしない。繋がった腕が鋼鉄にでも化けたようだ。

 不穏な予感に駆られてタクの表情を上目に覗く。そんな彼女に、彼は白い歯をこぼして磊落に笑いかけた。

「じゃあ、早速動いてもらおうかな」

 ――一瞬前の決断を後悔するのが、次第に美貴理のお家芸となりつつあった。



 ★



「さ、さささ佐無柄美貴理です! よろよろろしくお願いしまぁぁすっ!」

 奥歯をガチガチと鳴らしながら、美貴理は松井秀喜のフルスイングを彷彿とさせる勢いでお辞儀をした。ド緊張である。

「佐無柄さまですね、ご予約承っております」

 それに応対する糊の利いた制服の女性は――この手合いには馴れっこなのだろう――微塵も平静を崩さずに美貴理の頭突きをかわした。

 ここは、都内某所のハローワーク支舎、その受付ロビーだ。

 美貴理はタクとともに、幾つもの電車の乗り継ぎ、東京の人ごみ、野良犬などの数多くの試練を越えてここを訪れていた。“ステヘブユーザー”として事前に予約してだ。

 だが、ハローワーク出身であるタクは顔見知りとの接触を避けるため、舎内には同行していない。美貴理ひとりで敵の本陣、この公共職業安定所へと、足を踏み入れたのだ。

 清潔感のある広々とした空間には、ふたりの受付嬢のみ。その片割れが美貴理と向き合っている。日頃自宅から出ず、他人と触れ合う機会のなかった美貴理は、初対面の相手との接触にすっかり委縮してしまっていた。

 女性がとびきりの営業スマイルを浮かばせ、手のひらで入口の反対方向を指し示す。

「では、こちらへどうぞ」

「は……っ、はいぃ!」

 裏返った返事。そして歩を進める女性の背中を追い、美貴理もギクシャクと至極不自然な挙動で歩いた。典型的だが、右手と右足が同時に前に出ている。


 今日、美貴理がここへ出向いた目的は、実地調査だ。


 果たしてハローワークは本当にブラック企業の内定を人々に受け渡したのか。そして、それが真実ならば具体的にどういった名前の会社の内定か。

 ただでさえ信じ難い話だ。行動を起こすのは――ハロワに事件の真偽を問い正すのは、確証を持ってからでなくては。

 そして、この調査の行動計画は事前にタクから幾度となく聞かされたが……

「――ヤバい、ヤバいヤバいヤバい」

 緊張しきった美貴理の頭からはすっぽり抜け落ちていた。

 とはいえ、時間はもう巻き戻せない。思い切り狼狽したまま、美貴理は女性に連れられて長い通路の最奥の扉をくぐり抜けた。

 女性はすぐさま退室し、美貴理を室内に残してドアが閉じられる。

 やけに人の気配が薄い部屋だ。壁一面もきれいに掃除されているが、ゆえに生活の色はない。事務室や会議室の類は、どこもこういった雰囲気なのかもしれない。

「ようこそ、佐無柄美貴理さん」

 そして、突如として耳朶に届く声。

 正面を振り仰げば、縦向きの長机の奥で腰掛ける初老の男性と視線が交錯した。年齢のせいか下がった目尻が印象的で、好々爺といった風情の男だ。だが、美貴理は怯えるようにぱっと目を逸らした。極度の人見知りは誰が相手であろうと健在である。

 ――知らない人ばっかりだ! もう帰りたい!

 胸裏で嘆き、しかし身体は欠片も動かず呆然とその場に立ち尽くす。両足だけが情けなく震えている。

「リラックスしていいんですよ。どうぞお座りください」

 男性の言葉にもろくな反応は返せず、ただ機械のように頷き、ゆっくりゆっくりと腰を休める。それなりに高価そうな業務用のイスも、美貴理の尻はベニヤ板みたいな感触と錯覚していた。

 そんな彼女とは対照に、不気味なまでに笑顔を崩さず、男性が口を開く。

「では、早速ですが佐無柄さんは就職をご希望ですね?」

 その言葉に、美貴理はようやくことの次第を思い出す。そうだ、眼前の彼は数多の同胞をブラック企業という名の地獄へと突き落とした組織の一味かもしれないのだ。

 胸中で気合を入れ直し、冷静にタクとの打ち合わせを思い出す。職員にこう尋ねられた場合の対応は指示されていたはずだ。

「えぇっと……は、はははい」

 盛大にどもるが、なんとか頷く。最初は徹底して就活に熱心な態度を装うのだ。

 示された肯定の意に、男性はさらに唇の端の皺を深めて笑う。世間の穢れの一切を知らないような、純粋な笑顔。

「いやー貴女は実に運がいい! ちょうど中途採用の社員を募集している会社がありましてね。佐無柄さんの履歴書を見るかぎり、即採用でしょう」

「――え、……は?」

 刹那、思考が停止する。

 ……想定の五倍は早い展開だ。いくらなんでも怪しすぎる!

 その上(タクが用意した)美貴理の履歴書の内容は、高卒の後空白の一年間である。資格も空欄、趣味は“読書と音楽鑑賞”(笑)。ひっくり返しても振り回しても、お世辞の言葉すら出ないはずだ。

 他のニートがこれと同じ手口で見事に騙されたとはとても考えられないのだが……まあ、ニートなら仕方ないのかもしれない。

「こちらがその会社のパンフレットです。どうぞ」

 差し出された冊子を受け取る。指先でつまんで、俊敏に。猛虎の毛並みを撫でるようにおっかなびっくりな仕草だ。

 ――が、これで目的は達成した。

 今回の調査対象は、推薦される企業の名称だ。それさえ判明すれば、タクがその会社の白黒を確認してくれる。

 後はそつなく華麗に速やかに辞退するだけだ。そう内心ほくそ笑むと、


「じゃあ、明日から出社してくださいね」


「っでえぇぇぇぇ⁉」

 思わず腹の底から叫ぶ。

 無理もない。この耄碌ジジイ、無茶苦茶な戯言を抜かしている。

 なぜ本人のあずかり知らぬ場所で既に就職が決定しているのか。なぜ就活初日から社畜の仲間入りを果たしているのか。もはやきな臭いとかいう次元ではない。

「むむむ無理! あたし就職なんてしません!」

「ご冗談をぉ。お金とかほしいでしょお? ここの職場はとっても楽しいよぉお? かわいい女の子には優しいよぉお?」

「なんでいきなり態度変わってんの⁉」

 必死に断る美貴理に、男は下品な声音で語りかけながら気色悪い動きで接近してくる。とうとう本性を現しやがった、事件の黒幕とかはまったく関係なく。

 背筋に怖気が走り、意図せず立ち上がって悲鳴を上げる。思えば美貴理は、ここに訪れてからまともな日本語をほとんど発していない。

 そして先刻まで座っていたイスを両手で掴むと、大きく振りかぶり――


「きええぇぇぇぇぇ!」


 豹変した男に向かってぶん投げた!

「ぐわぁ!」

 イスは見事に男の顔面に吸い込まれ、直撃を受けた彼は仰向けに転倒した。後頭部を床に打ちつける鈍い音が鼓膜に響き、美貴理はようやく我に返った。

「や、やりすぎたか……?」

 すこぶる変態的な動きだったとはいえ、一応人間だ。大怪我をしていたらどうしよう――。心配になり、僅か距離を置いてそっと見下ろすと、

「おぉ、まだ佐無柄さんの体温が残ってる……」

 男はイスの美貴理の尻がついていた部分に頬ずりしていた。まっさらな笑顔の仮面は無惨に崩れ去り、完全にスケベの顔をしている。

「うぎゃあぁああぁぁぁ!」

 鳥肌が全身に走る。心底から気持ち悪い。極度の変態は人間じゃないのかもしれない。

 こちらも半狂乱になって幾度となく靴底で男の全身を蹴りつけるが、その度に快感の吐息を漏らすその姿に、むしろ彼女の精神が尋常でない速度ですり減らされる。

 結局、涙と鼻水を舎内にまき散らしながら、美貴理は一目散にハローワークから逃げ出したのだった――







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