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第2話:クリスタルキューブ

 もう三日間も雨が降り続いている。アスファルトをたたく小雨は、路面に霧を立ち込めさせるはずなのだが、ひっきりなしに往来する車と人々の熱気がそれを許さない。この街の住人は皆、自分の商売に精を出し、雨など気にしないし、集まる客もまた然り。飛び交う各国語、独特の熱気、街特有の派手な電飾、アイドルから脱法ドラッグまでなんでも鍋に入れてしまうような雑食性。この電気街は今なお健在である。それでも、ここにいる大多数は本質的に草食系であり、カオスの中に緩やかな規律とモラルを発生させ、それが、この街を長続きさせている。今日のような雨の日には、傘のパターンの中にそれらを見出すことができる。

 高架そばの横断歩道が青になると、道路の両側でじっとしていた傘の大群、黒、紺、茶、あるいは透明な傘の群れが一斉に道路を渡り始める。それら傘の流れは、道路の中央あたりでぶつかり、淀む。そして、ある傘は高く掲げられ、ある傘は斜めにかしぎ、また、あるものは横断歩道から大きくはみ出て、向かってくる流れの中に隙を見つけて、縫うように進んでいく。

そんななか、一つの真っ赤な傘が横柄に直進する。だが、その傘は、道路を渡りきる直前に紺色の小さな折りたたみ傘にぶつかる。

 怒気を含んだ女の声が響く。

「ちょっと、何やっているの! 右か左によけなさいよ!」

年の頃は三十。ショート気味の黒髪、大きな黒眼、とがった顎に程よく出っ張った頬を持つ女。ぴったりとしたパンツスーツが豊満な胸を包んでいる。もし、口を閉じて、茶目っけたっぷりの笑みを浮かべていれば、誰もがかわいいと評するであろう。しかし、今の彼女の痙攣するように動く右の眉は、対する者を十二分に威嚇する。

 一方、小さな傘の持ち主は、貧相な男であった。腕まくりをしたワイシャツ、色あせたブルージーンズという質素ななりと生気のない肌は、彼がここ十年ほど、うつろに生きていることを物語っていた。俯きがちの顔はそのままに、白髪混じりの前髪の間から視線だけを上げる。その薄茶の瞳は、ギラギラと輝いており、まだ、彼が、完全に人生をあきらめたわけではないことを示していた。

「右でしょうか、それとも、左でしょうか?」

男の冷静な問いに女は即答する。

「右!」

男は彼にとっての右前方へ一歩踏み出し、女は彼女にとっての左前方へ一歩踏み出す。当然、この男女は互いの息を感じられるぐらいまでに接近した。

「ちょっと、何やってんの!」

女の怒号に男は息を詰めるが、冷静さは失っていない。

「右、左は、通常、相対座標ですから、あなたにとっての右は、僕にとっての左です。さて、どうしましょう? まずは、座標系の定義から始めましょうか? それとも……」

子供に諭すような口調に女は、はっとした。もしかしたら、同じ世界の住人なのかもしれないと女は気付き、彼女のテンションは通常レベルまで下がった。

「ちょっと待って」

男の言葉をいったん遮って、周囲を確認してから続けた。

「信号が点滅しているわ。このまま、三メートルバック、あなたの座標系で三メートルバックよ」

突き出した女の顔と芳香に

「えつ!」

と男は驚き、仕方なく、女の言う通りに下がった。その結果、彼は、道路を渡りそびれ、彼の未来は三分近く遅れることになった。

 この遅れが、この男女の、そして世界の運命を変えていくことになる。後世の現代史研究家にとって、そういった表現は決して大げさなものではない。この遅れこそ神の存在証明であると主張する軽薄な識者もいるであろう。だが、この男、結城稔ゆうきみのるは、絶対に同意しない。なぜなら、彼は、神を超えた世界で生きているのだから。


 間口の狭い店頭には、一籠千円のジャンク部品が並べられており、店に入るにも苦労するが、中は意外に広い。結城稔にとって、その日、三軒目の店であった。安いボードは箱積みされ、人気商品は空き箱のみが飾ってある。中古コンピューターボード専門店である。

 結城は、ガラスケースに吸い寄せられた。人気があるわけではないが、高価なボードが陳列されているガラスケース。その中に美しく輝くクリスタルを載せたボードがあった。三次元並列光演算ユニット、通称クリスタルキューブと呼ばれるアクセレレータである。

 クリスタルキューブは一辺が10センチ程の透明の立方体で、その中に約一ペタ個の論理ユニットが入っている。KDP結晶を用いた非線形論理回路、ポッケルスセル型高速スイッチ、高屈折率低分散ガラス導波路、増幅機能付きファイバーバス、光MOS/CCD型制御系。それらが三次元的にスタックされて立方体キューブを構成している。

 通常の電気の代わりに光が駆け巡る光回路にはいくつかの利点がある。光を用いることによって、超高速駆動回路を構成することができる。また、各論理回路を、回折限界、つまり波長程度である一マイクロメートルにまで小さくすることができる。そして、それらをブロック積みのように3次元的に積み重ねることができる。これにより、従来型CPUの一万倍ほどの論理素子を実装できる。また、光の波長、偏光方向で多重化が可能である。このキューブの場合は、紫外領域でデータが八重化され、可視の緑色が制御信号、赤色が警告信号、赤外領域が排熱に用いられる。発売当時は、体育館一杯の従来型のスーパーコンピューターを一枚のボードで実現できるもの、日本の製造業を再興させる起爆剤、として注目を浴びたが、すぐに欠点も明らかになった。

 最大の欠点はプログラミングが極端に難しいことである。三次元配置された論理回路に対し、制御系とデータのインタフェースは二次元であるから、各論理回路の動作を直接プログラムすることができない。そこで、伝搬型プログラミングをするのであるが、望むようにプログラムするために、プログラミング自体をシミュレートしなければならず、ほとんどのユーザーは従来型CPU程度の性能しか出すことはできなかった。もう一つの欠点は赤外線を用いた排熱が不十分であり、熱暴走を起こしやすいことであった。それに、何度か熱暴走を起こすと、回復不能な損傷を受けることも珍しくなかった。

 そんな扱いづらいクリスタルキューブも、結城の目的には叶っていた。おそらく、現代においてこのキューブの真価を発揮させるのは、彼のみであろう。


 結城稔は、数学者である。しがない数学者である。私立大学の准教授ではあるが、研究費も給与も自分で獲得しなければならないこの時代は、基礎研究に従事する者にはつらい時代であった。おまけに、彼の場合は、モラトリアム学生の機嫌をとる講義などくだらないと思って、拒否していたから、歩合給もない。研究費はもちろんのこと、生活費も不足がちであった。それでも彼が純粋数学にしがみつくのは、不名誉なレッテルを返上したいからだった。

 結城稔は、整数論を研究している。彼は、整数こそ神を超えた存在である考えていた。この宇宙には重力、電磁力、弱い力、強い力の四つの力が存在する。この力を設計し、宇宙を膨張させ、重力に星を作らせた者がいたとすれば、それを神と呼んでよいだろう。だが、と彼は考える。四つの力がなくとも、宇宙がなくとも、人類が存在しなくとも整数は存在する。ゆえに整数は神を超えた存在であり、それを研究することは神と対等、いや、場合によっては、神を超えることさえ可能であると彼は信じていた。だからこそ、整数論に没頭するのだと自分に言い聞かせていた。

 整数の中でも彼の心を捉えたのは、素数である。素数とは、その数以外に約数、割り切れる数を持たない数のことである。例えば、4は2で割り切れる合成数である。つまり2という約数を持つから素数ではない。5は素数である。2は素数であるが、2の倍数である、4、6、8、…… は素数ではない。つまり、2より大きい偶数はすべて2の倍数であって、素数ではない。したがって、2を除けば、すべての素数は奇数である。この方法で、素数を探すことができる。例えば、100までの素数を見つけたいとする。2は最初の素数であるから、まず、2の倍数を除く。そうすると3から99までの数が残る。2の次の素数は3である。3の倍数である、6、9、…… 99を除く。こうすると、5から97までが残る。こうやって、倍数を除いていくことで素数を残していく。ちょうどふるいにかけて、ふるいの網目に引っかからない物だけ残していくと考えればよい。2の倍数を引っかけるふるい、3の倍数を引っかけるふるい、5の倍数を引っかけるふるい、…… 。こうやって素数を探す方法を、発明したギリシャ人の名をとって、エラトステネスのふるいと呼ぶ。もっと直接的に素数であるかを判定するには、より小さな素数で割って、割り切れるかどうか、つまり倍数であるかどうかを調べればよい。例えば、97が素数であるかどうかは10以下の素数である2、3、5、7で割り切れるかどうかを調べればよい。このとき11以上の素数で割れるかどうかを試す必要はない。例えば、もし、11で割れるなら、その答え(商)は約9以下であり、すでに9以下の素数で割り切れるかどうかは調べているので、改めて11で割れるかどうかを調べる必要はない。それでも、数が大きくなってくると素数であるかどうか、約数を調べるのは大変である。この大変さが二十一世紀の情報セキュリティの基盤となっている。

 結城稔は、Yuki予想と呼ばれる理論で名を馳せた。素数砂漠とその中に一つだけ存在する素数、通称オアシスの存在を理論的に予想した。素数の存在分布は古来、数学者を魅了し、その分布は素数定理と呼ばれる一連の理論で表わされる。だが、その確率的分布から大きく外れた領域、ほとんど素数の存在しない領域、つまり、素数のない砂漠が十進数で17桁の領域に存在する。そして、その中にまるでオアシスのように一つだけ素数が存在する。Yuki予想は、唯一の砂漠と唯一のオアシスを予言していた。その予言の完全な証明は未完であった。どうしても証明できない部分があったのだ。だが、その砂漠とオアシスが実際に存在することがスーパーコンピューターによって発見され、Yuki予想はほぼ実証されたと皆考えた。そして、その業績で、結城は今のポストを得たのである。

 ところが、Yuki予想は半分間違っていた。六年前に第二の素数砂漠とオアシスの組が発見されたのである。これにより彼の信用、名誉、業績は失墜し、次の任期更新は絶望的となった。つまり、解雇がほぼ確実である。大学での勤務態度が悪いのも災いした。

 今、彼は第三の素数砂漠とオアシスを探していた。新しい結城の理論、今度は予想ではなく、完全な証明ができている定理である。その定理によれば、十進数で18桁の領域に3番目の素数砂漠とオアシスが存在し、それより上には素数砂漠もそれに付随するオアシスも存在しない。彼は、それを十進数で20桁の領域までで実証しようとしていた。もちろん、無限に大きい領域まで調べるのは不可能であり、だからこそ、厳密な論理を一つ一つ組み立てていった定理が重要である。定理こそ絶対であった。ならば、20桁の領域まで調べても意味がないかと言われると、そうではない。彼は、自分の定理に自信を持っていたが、万が一にも定理に間違いがあるかもしれない。自分の定理に絶対の自信を持ちたい。そうした後に学界に公表したいと思っていた。それは、過去の過ちを繰り返さないための保険であり、一度間違いを犯したものの避けては通れない関門である。学界で認められれば、名誉を挽回できる。六年前の屈辱を払拭し、再び、胸を張ってこの業界を闊歩できるだろう。だが、そのためには、どうしても巨大な計算資源が必要だ。それを実現できるのが無傷のクリスタルキューブであり、目の前のそれは、彼がここ数カ月探して求めていたものだと彼の直感が訴えている。


 結城は、小太りな店主を呼んだ。

「すいません、このクリスタルキューブを見せてもらえませんか?」

にこにこした店主は鍵束のなかから鍵を選んだ。ケースを開けて、そうっとボードを取り出し、ふっと息を吹きかけ、あるかもしれないほこりを吹き飛ばした。

「とくとご覧ください。傷一つありませんよ」

と言って、結城にボードを渡した。彼は舐めるようにキューブを吟味した。光の当たる角度によって、キューブの内部が、時折、虹色に瞬く。丁度、天然オパールの遊色効果と同じで、キューブ内の制御バスが光を分光・回折するのである。

「どうです? 美術品として飾っておきたいぐらいでしょう。三十万円ぽっきりのお値打ちです」

目を細めていた結城はわざと渋い顔を作った。丁度、愛用のガソリン4ストロークバイクを売り払って現金を作ったところであるが、生活費にも事欠く彼は、少しでも安くしたいと思っている。

「23万円」

と彼の好きな素数の23で交渉し始めた。

「お客さん、それじゃ、原価割れです」

交渉材料はある。

「店長、この間ここで買った16層FPUボードは、9層目が壊れていて、8層分しか使えませんでしたよ」

 店主も商売人であるから交渉は慣れたもの。

「お客さん、ここは中古屋ですから、運が悪いこともあります。でも、お得意様ですから、大いに勉強して…… 27万円でどうでしょう」

結城は宙を睨んだ。

「そう言えば、これを持ち込んだお客さんも、まっとうな生業についているようには見えませんでしたねぇ」

と店主はつぶやいた。まるで、結城もまっとうな生業についていないとでも言いたげだ。結城にも後ろめたい事情があるが、そんなことは気にしていられない。今は、どうあってもこのキューブを手に入れなければならない。彼は店主の目を見つめてこう言った。

「店長。僕は、これを大事な研究のために使おうとしているのです。僕自身のためではない、日本の、いや人類の未来がかかっている。そこの所を理解してくださいよ。もう少し、もうほんの少しでいいですから安くなりませんか?」

交渉上手というだけでは、すぐれた商売人とは言えない。需要と供給を見極め、適正な価格で、販売することが肝要である。今度は、店主が宙を睨み、算盤をはじいている。


「30万円で買います!」

と突然、女の声が割り込んできた。肩口を雨に濡らし、息を切らせた女が立っていた。女特有の芳香とクリーニングの匂いが漂う。哀願するような目と、上品な笑みを浮かべた美女である。一瞬、二人の男は、自分たちがどこにいて、何をしていたのかを忘れ、応答できなかった。

「聞こえませんでした? 私が定価の30万円で買います」

女はガラスケースの上に置かれた値札を指さしながら繰り返した。店主は

「は、はい。結構です」

と応じた。結城の方は、その女が先ほどの横断歩道での相手と気がついて、反応が遅れた。そんな結城を店主は一瞥して、結城が持っていたボードをひょいと取り上げた。今度は、女の方に商売用の笑顔を見せた。

「では、レジの方へ、いらしてください」

店主の後を追う女は、一度、振り返った。

「また逢ったわね、僕…… じゃなくてオジサマ。残念だけれど、今の時代、研究成果を上げた者、勝者が有利な時代なの…… あきらめなさい」

的を得た女の言葉に、結城は呆然とするしかなかった。

 彼が呆けた顔で店を出ようとすると、レジの辺りで二人が何やらもめていた。

「どういうこと!」

どうも、この女は短気らしい。

「うちの大学は皆、このカードを使っているのよ。政府のお墨付きよ」

聞こうとしなくても、その声が耳に引っかかる。

「ですから、先ほど述べたようにBランクのカードは10万円までとアキバ組合で決まっているのです。うちの店ではどうしようもないことなのです」

「政府は信用ならないってわけ!」

女の怒気が頂点に達するが、店主が冷静である。申し訳なさそうに、けれどはっきりこう言った。

「そういうことになります」

女はため息をついた。そして、

「そんなこと言ったって、これ以外の研究費用カードは持っていないし、現金だってそんなに持っていないわ」

と弱気になる。しばらく思案した女は、やや遠くから成り行きを見守っていた結城の方を向いて、ニヤリと笑った。何やら思いついたらしい。


 結局、結城が現金で14万円、女がカードと現金で13万円を負担して共同購入した。結城は、彼が最初に24時間使うという条件を付けた。そして、当然のように女は結城の借家についてきた。もちろん、彼は

「汚い所ですから、お嬢さんのような方が足を踏み入れるのも恐れ多いのですが……」

と皮肉を言って牽制したが、

「大丈夫よ、こう見えても私は、線が太いから」

と彼女は答え、彼は、黙ってほほ笑むしかなかった。


 女の名は沢村みさである。この日、沢村みさは、国際学会で発表したところだった。彼女がここ数年取り組んでいた開発研究、まったく新しい原理のエネルギー源について、うまくいっていないことを報告した。もし、開発に成功すれば、国家、いや世界をも揺るがしかねないエネルギー源である。

 その理論が公表されてから、最初の十年は、各国とも、秘密裏に開発を進めようとした。だが、どうやってもうまくいかないことから、徐々に各グループが情報を開示し、互いに知恵を集めようとする雰囲気が出始めたところだった。と同時に、理論の抽象性と相まって、ダークエネルギーを取り出すという原理そのものに疑念を抱き研究を打ち切る所も多かった。

 沢村みさは国立大学の准教授になりたての新参者である。それゆえ、恐いものも、しがらみもない。自由な発想と少なくない研究資金と、どのグループとも似ていない小型の装置。彼女は、この分野の新しい血と言っていいだろう。それゆえ、彼女に対する警戒心は薄かったし、彼女自身も他グループに対して警戒心などつゆほども持ち合わせていなかった。そんな学会のコヒーブレイクで、彼女は第三オアシスの噂を耳にした。普通の研究者なら、単なる噂として片づけていただろう。だが、彼女は普通以上に明晰であったし、思いついたアイディアをすぐに試したくなる猪突猛進型であった。だから、クリスタルキューブが役に立つと思うや否や買いに走ったのだ。もちろん、クリスタルキューブのプログラミングの難しさは、承知していたが、彼女は女性であった。つまり、都合のよいように楽天的性格と現実的判断を使い分ける器用さと、強運を呼び込む強引さとを持ち合わせていた。


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