入団試験①
「これから入団試検を始める。監督はおれ、リンベルト=フレアナイトだ。今から君たちにはCランクの魔獣と戦ってもらう。あ、フィーナ・ラルフはAランクの魔物だな。魔物を討伐できたら合格だ。辞退は受け付けるぞ~!」
みんな、Cランクとは聞いていなかったみたいで、辞退する人が結構いた。そして、残ったのがボク、ロイの2人だけだった。
「え?ちょと質問いいですか?フレアナイトさん。」
「なんだ?」
「なんでホクだけAランクなのですか?」
そしたらリトがあたりまえのように言った。
「だって、フィーナ。君はSランクワンパンだったじゃない!ヴァルトの力を借りてだったけど!Aランクだとどうなるのかああて思って!」と。
いや、Aランクもヴルトの力を借りなくてもワンパンだけどな。
そしてその感情を読み取ったのか,リンが「じゃあ,おれとの模擬戦にしよう!」そう言ったので急遽、ボクの入団試験はリンとの模擬戦になったわけだけど。
騎士団の人たちは,「女の子相手になに言ってんすか、馬鹿なんすかっ!?」とか騒いでいます。
はっきり言ってうるさい。
〜〜〜
そして、ロイがCランクの魔物を3秒で倒した後。
ついに、リンとの模擬戦をする時が来た。
「暴れて良い系?」
そうリンに聞くと、「いいよ、本気を出しても良い。結界張ってあるから。」とのことなので、久しぶりに3割の力を出そうと思う。多分本気を出したら騎士団ごと吹っ飛んで人が死ぬから。
審判を務めるのは、ウィルという今すぐにでも寝てしまいそうな副団長さんだ。
「両者、準備は良いですかぁ?模造剣も渡されましたねぇ?」
「「はい。(ああ。)」
そのウィルさんの言葉にボク達は剣を構え、頷く。
「では、開始ぃ!」
ウィルさんのその言葉が聞こえる前に、ボク達はもう地面を蹴っていた。
リンには絶対勝ってやる!




