十二通目
突拍子もないことを突然言うなと叱っていただきたいくらいとんでもないことを言います。
私は1日ですべての細胞が入れ替わっているのかもしれません。普通の周期はもう少し長い時間をかけるはずですが、なんだか一日な気がしてならないのです。
つい先日書いたはずの日記やつぶやきを見ても、さっぱり何のことか分からなかったり、「ほー、そういう言い回しをするのね」となんだか自分から出たものには見えないことがしょっちゅうです。
一日たりとも同じ自分はいない、そりゃそうでしょう。だけどそういうには言い表せないくらいがらりと違う自分がいて度肝を抜かれるのです。まるで違う人間がパソコン触って、スマホ触って、文を打ってすっきりして満足しているような気持ちでやや気持ち悪くはあります。でも少し懐かしいのです。
それこそ大暴れ時期の自分は、数時間前の自分とも意思疎通が取れなくて、なぜ明るい気持ちだったのか、はたまたこの世の終わりみたいに沈んでいたのか分からず。それよりかは時間の空いた、穏やかな意思疎通不可で、やっぱり気持ち悪いけどやっぱり懐かしいのです。
とはいえ、やけどやささくれはじっくりと時間をかけて治るので、一日で細胞が入れ替わってるはずはないのです。背丈がどれだけ伸びようと、頭の中がガラッと違う世界に変わっていても、まさか細胞が入れ替わっているわけでは無いのです。きっと。
もうひとつくらい、お話をしておきます。
時たま昔の自分に戻る瞬間があります、それは深夜にカップラーメンを食べたくなる衝動だったり、小学生の時に延々と聞いていたボカロ曲が同じような質感で聞こえたりとか、様々な瞬間で少しだけ影がちらつきます。ヘッドホンをもう一度つけて出かけるようになったり、ジャージが大好きだったことを思い出したり、一年の締めに向かいそうなタイミングで過去のフラッシュバックとはいったい何のご縁というか、思し召しというか。
そういえばお手紙ですが、当初の気持ちとして月に一通、をぼんやりと頭の隅で考えていました。
出したくなる気持ちは書けば書くほど山々で、一年たっていないのに十二通ものお手紙になりました。
私がお手紙を出さなくても大丈夫になるまで、あと何通書いて、それはどれだけの高さになるでしょう。
きっとまだまだ書き続けますけど。きっとどんどん頻度は落ちていくのだろうなーと、予感です。
それは長い長いスパンをかけてじわじわとくる感じで、きっと数年はこのままピーピー言うでしょうね!




