2023年4月
4月2日
ちいさいころから本がすきだったわけじゃない。
むしろ、こどものころは絵本なんてほとんどよんでいなかった。
きっかけはなんだったのでしょうか。
であいは思いだせないほどあっさりしたものだったのでしょうね。
4月3日
かつてさかえたあのはしは陰のなか。
のちの隆盛にかくれてしまっている。
よろこばしいことなのか、憂うべきなのでしょうか。
そびえる麒麟はとびたたず、ただみおくるのみ。
4月4日
こばらがすいたけど、ほんかく的にしょくじをするタイミングではない。
そんな時にはうすかわのパンをよくたべていた。
あん、クリーム、ピーナッツ、チョコ。
その中でいちばんすきだったのは、やはりあんぱんでしょうか。
4月16日
ゆうめいな言葉はのちのよにかたりつがれるが。
けっして、今にみちをしめすものではないことがある。
あまりくわしくないが、大志をいだくのはしょうねんばかりではない。
しんいは異なるのかもしれないが、それでも。
4月17日
かつて地球をしはいしていたなんてひょうげんされるものたち。
いまでは、けんきゅうたいしょうやごらくとしてあつかわれている。
なぜ滅んでしまったのか。
それは変われなかったから、それはひとのみらいかもしれない。
4月18日
よく考えてみれば、わたしはうまれてからたしひきしかしていない。
もとからあるものに足したり、ひいたり。
むずかしいですもの、ゼロから一をうみだすなんて。
しかし、たし引きでもあらたなものをうみだすことはできると。
4月24日
すっかり散ってしまっているでしょうか。
あの爛漫としたさくらは。
さいごにみたかった、満開のさくら。
つい、我が身とかさねておもいはせます。
4月30日
多分、これを言わなきゃいけない日が来てしまったと思う。
あぁ、まだ書きたいな、それでも。
ありがとう、そして。
さようなら。
---同日---
この日記は今日で終わます。今まで私のなんて事ない日乗を読んでくれてあろがとございました。今日行こうこの日記が登校されることはありません。
今まであろがとございました。さよなら