2023年3月
3月1日
やさいとお肉とお魚。
お魚いがいは好んでいる。
にがい野菜はすこしにがてだけど、ピーマンは好き。
うし、ぶたならこう者。
3月8日
ためいきばかりついてしまう。
すっかりふこうがにあうひとになってしまったか。
けれど、わたしはこうふくをてにしてみせる。
てにとどくていどのこうふくを。
3月9日
ひとみを閉じてもそこは暗闇。
どれほどありがたく思っていたとしても。
わたしのまぶたにあなたはいない。
だから、せめてと、思いを寄せる。
3月10日
たからさがし。
すごくすきだった。
けっかてきにおたからがみつからなくても。
てをつくすそのかていがたのしかった。
3月11日
あの日は忘れられない。
きょうはなんてことないただの一日。
まいにち、そう思いながら生きてしまっていないか。
なにもない一日なんてないのだよ、ひげきでもきげきでも。
3月15日
おさない頃にねだって買ってもらったくつがあった。
いまでは小さすぎてはけないけれど、大切にとってある。
かばんとくつはその人を判断するよい材料になるらしい。
わたしのいま足元は、ざんねんながらはだしです。
3月17日
しろくろの絵と文字をながめることの楽しさを知った。
しょうがくせいの頃、はじめて読んだそれはわたしの世界を広げた。
しょうげきてきな出会い。
しあわせなめぐりあい。
3月24日
たかいところ。
すわっているとふあんになる。
けっしてゆれていないのに、ゆかがうごいている。
てんじょうがきしんでいるようにおもってしまう。
3月30日
なにかが起こるならせいだいに起こってほしい。
ぼやになるなら大火事に。
さらわれるならマフィアに。
あやめられるなら残酷に。