若かりしあの頃
劉温「はおはお~、劉温アルよ~。」
劉温「今回はあの英雄の若かりし頃ヨ。」
劉温「いろいろはっちゃけてるから、若さゆえの過ちとかいうやつアル。」
曹操と袁紹。この二人は生涯のライバルであった。この二人の若かりし頃、今と変わらずライバルであり、友でもあった。
「俺はテメーに負けねぇ!」
「言ったな!袁紹!」
そんな二人はよく外でつるんでいた。この時代は好敵手なのである。正直この時代がうらやましい。
「なぁ、袁紹…。面白い遊び考えたんだが…。」
「お?なんだ?」
「花嫁、攫おうぜ!」
「…は?」
「よし、じゃあ行こうぜ!」
「…仕方ねぇな。」
こうして面の悪い二人組の不良が式場に向かった。
式場には、幸せの鐘がなって…、いる訳もなく…。時代相応の式が行われいた。
「幸せだ…。一生君を幸せにするよ!」
「ありがとう、ダーリン!」
そこには、ハチミツを吐けそうなあま~い空間があった。あ、訂正。ハチミツに砂糖を入れたくらいに甘い。
「あぁ、ダーリン…。キャッ!」
遂にあの二人が行動に移したのだ。
「だりゃ~!」
「うぉぉぉ!」
花嫁を攫った二人は逃げる逃げる。とにかく逃げる。その時の拍子に袁紹は腰を痛めてしまった。
「イッテ~。」
その様子を見て曹操は笑っていた。
「ニヤニヤ」
「…なんだよ。」
その時、曹操は大きく息を吸って追手に叫んだ。
「犯人はここだぞ~!!」
「え?ちょ、待って!マジやばいって!」
その時の袁紹は腰痛が嘘のように走って逃げて行った。
「俺が楽しめりゃいいんだよ!」
さすが曹操、外道なり。このから覇王の鱗片は見せていたのかも…?
曹操さんはこの頃からはっちゃけてますね(笑)
だからこそ、織田信長と比べられるんですね。
劉温「信長と曹操似すぎヨ。」
ホントですよね。天下人は考え方は同じか…?
劉温「でも歴史の天下人に限るヨ。」
ですよね~。
劉温「そろそろ終わりアルよ。」
では~。
劉温「再見ヨ~。」