表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/61

天才の幻

お久しぶりです。最近少し暇が出来たので短いですが執筆してみました。

超有名人のお話ですが、まぁ見ていってください。

三国時代における天下人、曹操。この人物は常に人を疑い、懐にいる人物以外全員敵であると考えていたと様々な行動で示されている。しかしそんな彼がある軍師に全幅の信頼を置き重用したことをご存じだろうか。それは当時天才と呼ばれていた郭嘉(かくか)その人である。しかしこの三国時代は残酷なもので…。


「いやー、さすがに流行病には勝てないっすわ」


とまぁ、こんな具合に病に伏して38前後の年齢で天に旅立ってしまった。この時代は戦いの中でうっかりするか、病であっという間に、という死に方が多かった。天才も例外に漏れることは無かった。だが、その天才の死を曹操晩年まで悔いていた。それは荀彧(じゅんいく)に当てた手紙に残されている。


『郭嘉は俺より年下で息子のような年齢だった。そして死ぬまでの11年間、クソみたいな敗戦処理もしたし飛び切り美味い勝利の酒を飲んだりもした。アイツは俺より若かったのに先の事が良く見えていた。だからこそ天下を獲ったら全部ヤツに任せようとも考えていたんだ…。私は郭嘉の子を厚遇しているが、そんなことで私の追憶の念は消えないのだ』


こんな手紙を残すほど曹操は郭嘉を厚遇していた。「あの」曹操が親族以外に後事を任せる、という発言を引き出させる郭嘉はそれほど有能な人物だったと言える。そして曹操の懺悔はまだまだ続く。


『そもそも郭嘉はな、人間卒業してるんだわ…。軍事とか諸々の判断が神がかりに上手くてなぁ。しかも病が流行ってる南方に行くとか言い出したんだ。他の軍師はビビって行かんのにだぞ?今思えば功績を打ち立てんがために寿命なんて捨てていたのかもなぁ…。そんな人物は忘れる訳には行かんよ…』


郭嘉は死してなお曹操にここまで言わしめたのである。天才と呼ばれた郭嘉がもし数年でも長生きしていたのであれば、歴史が確実に変わったと曹操自身が言っていた。そんな郭嘉は、人間離れした曹操を「人間」にとどめてくれた恩人なのかもしれない。

劉温「…」


……。何かごめんなさい。


劉温「まぁ更新しただけ許してやるヨ」


暇なときに少しずつ執筆していくのでご勘弁を…。

ではでは、また会いましょう。


劉温「再見ネ」



P.S.

タイトルと本文の一部を編集

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ