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忠臣

お久しぶりです。久々に書き上げたので更新します。

暇な方はどうぞー。


戦乱の時代に裏切りを繰り返した陣営といえば呂布陣営が挙がってくる。しかし、呂布陣営に所属する者が皆一様に裏切りを是とする者だけでは無かった。そして平然と裏切りを繰り返す呂布に忠義を貫いた者もいた。




時は建安元年。呂布は下ヒを本拠地としていた劉備を攻め、この土地を手に入れる。根無し草にも等しかった呂布陣営にとって足場の獲得は悲願でもあった。


「陣営の安定は生活の安定にもつながる!明日の飯が食いたいなら徹底的に攻めろ!」


こうしてようやく足場を手に入れるが間もなくめんどうなことが起こってしまう。

それは部下であるカクぼうの反乱だった。制圧した土地の整備もいまだ出来ていなかった呂布は部下の一人の高順に反乱の鎮圧を任せる。


「高順、あのバカを蹴散らしてくれ。今暴れられてもめんどうだ」


「はっ、了解しました」


こうして高順とカク萌は戦場で相対する。部下と元部下という対決はこの戦乱の時代ではよくある話である。


「悪いが高順、あんたらとはついていく気はねぇ。一緒にいてもこの身が亡ぶだけよ」


「それでも私はついていくと誓った」


攻城戦などの攻めの戦いに優れていた高順は、瞬く間にこの反乱を鎮圧する。しかしこの反乱の傷も癒えないまま翌年にまた事件が起きる。味方として取り込んでいた蕭建しょうけんの勢力が臧覇ぞうはの襲撃を受け城が陥落してしてしまう。


「次から次へと…。ぶっ殺してやる…!」


災難ばかり受けていた呂布は臧覇の討伐を決意するが、高順に「今は軍隊を派遣するべきではない」と諌められる。しかし…。


「ええいうるさい!あそこに!あんな勢力を残しておく訳にはいかないんだよ!何が野蛮な軍隊だ…。いつでも戦う準備している奴らの方が遥かに野蛮じゃないか!」


こうして臧覇を攻め立てるが、結局陥落できず和睦という方法で戦いを終えた。この頃から、呂布は高順の諫言かんげんは聞き入れられないようになり、呂布陣営は破滅の道を行くことになった。しかし、高順はそんな中でも裏切るという事もせず、ただ呂布に忠義を尽くし続けその生涯を終えている。

劉温「お久しぶりネ」


お久しぶりです。そして未だ劉温という名前を一発変換出来ているということに驚いています。


劉温「今回はネタが少ないアル。どうしたヨ?」


リハビリも兼ねてますんでネタは当分先ですね。高順さんは知名度はどうなんでしょう?


劉温「知らないヨそんなこと。要はかっこよければいいネ」


極論ありがとうございます。まぁ自分もそういうの好きなんですけどw


ではー。


劉温「バイバイネー」

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