表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/61

功を為すには

劉温「ハ~イ、劉温ヨ」


劉温「今回も呉の呂蒙の逸話ネ」

いつだか紹介した呂蒙という人物を覚えているだろうか?もし忘れていたら第8話、『おバカちゃん』を見ることをお勧めする。彼はまだまだカッコいい逸話を残している。



呂蒙がまだ15歳程の頃、彼はまだ一般人だった。そんな彼は幼い頃に姉の夫のトウとうの所に身を寄せていた。そんなトウ当は呉の軍人であり呂蒙の義兄だった。


当時の呂蒙は、ヤンチャな子供だった。そして当時から彼は腕の立つ武人だった。そんな呂蒙はトウ当に黙って賊討伐の命を受けていたトウ当とその軍隊に付いていった。


「こちら呂蒙。トウ当の軍の潜入に成功した。これよりミッションを開始する」


ちなみに段ボールをかぶっていないし、眼帯もしていない。


こうして呂蒙はトウ当の軍に忍び込み、己の武を揮った。わざわざ忍び込んでまで武を揮ったのは男としての自己顕著の欲があったからかもしれない。


そして呂蒙は目を見張る働きを見せたが、二人ほど快く思わない人が居た。兄、トウ当と呂蒙の母であった。


義兄と母曰く『なんであんな危険なところに行ったんだ!』と。しかし、呂蒙は胸を張りこう答えた。


「危険なところに行かなければ功を立てる事はできませぬ。いわば、虎穴に入らずんば虎児を得ず、です」


こうして呂蒙は、呉の軍に入り華々しい道をたどって行くことになる。


そしてこの逸話が『虎穴に入らずんば虎児を得ず』という故事成語となっている。

虎穴に入らずんば虎児を得ず。実はここから来てるんですよ~。


劉温「三国志の故事成語は結構あるヨ」


ですね~。まぁ、故事成語を出して来たという事はネタが尽き始めたという事なんですが…。


劉温「さっさと勉強するヨロシ」


はい…。


ではでは!


劉温「バイバイヨ~」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ