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女々しいな!

劉温「は~い、劉温ヨ~。」


劉温「三国時代の諸葛さんは大抵面白い逸話持ってるネ。今回もそんな話ヨ。」


諸葛孔明。彼は蜀漢に仕える軍師、もとい政治家である。


彼は晩年、蜀漢の防衛、及び魏の討伐に精を出していた。後の世に言われる北伐である。今回はそのお話。


「やはり孔明、一筋縄では行かないか…。」


そう呟いたのは魏陣営の司馬懿しばいである。彼は首が180°回るらしいが気持ち悪いから想像しないことをオススメする。


「長期戦だ!孔明は病気持ちだ!長けりゃこっちのもんだ!」


そう、孔明は今、司馬懿が言ったように病気を患っていたのだ。


「ぐふっ、姑息な…!私には時間が無いというのに…!」


こうして戦場に両陣営が睨み合っていた。その状況を見かねた孔明は、悪ふざけにも見える策を考えた。


「びびって攻撃して来ないとは…。ざまぁ無いぜ!そうだ!こいつを贈ってやろう。」


そう言って孔明は女性物の服を手に取り、司馬懿に贈る準備をした。


要はこういう事だ。「司馬懿がびびっている。だから臆病なんだ!あれ、じゃあ実は女なんじゃね?そうに違いない!」という事だ。


いきなりこんな物を送りつけられた司馬懿は黙っちゃいられない。


「バカにしやがって…。総員、第一種戦闘配置だ!」


孔明の挑発に乗ってしまった司馬懿はさっそく攻撃を仕掛けた。しかし、決定的な攻撃を与えられない。


「やっぱ無理~。長期戦しかねぇよ、やっぱ。」


こうして司馬懿は本陣へ戻って行った。


「けっ、チキンが!」


司馬懿のこの作戦により、北伐は泥沼化していくことになる。

これは…(笑)


劉温「これは色々笑えてくる逸話ヨ。こんな挑発に乗った司馬懿もダメヤロウアル。」


まぁ、許してあげましょう。こんなゆるい逸話があったっていいじゃない!


それではそろそろこの辺で。では~。


劉温「再見ヨ~。」

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