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親孝行

劉温「こんにちわ、劉温ヨ。」


劉温「今回は呂布関連の武将アル。決して部下だった訳じゃ無いヨ?」

臧覇ぞうは。彼の名前は呂布が大好きな人なら聞いたことがあるだろう。演義では呂布の部下の八健将に選ばれた人物である。


彼は謎に満ちているが、優秀な人物という事は分かっている。何故か。それは魏において曹操に気に入られ曹、夏候一族以外で初めて軍の司令官を勤めたのである。そんな彼の若い頃のお話。


とある仕事場に男が一人。臧戒ぞうかいである。

彼は泰山郡の法律と刑罰の担当をしており、臧覇の父親であった。


そんなある時、泰山郡の太守が私情によってとある人を死刑にしようとしたが、臧戒は法律を盾に無視を決め込んだ。


「六法全書バリア!」


「国が違うし時代がそもそも違うだろ…。もうお前も死刑でいいよ…。」


こうして臧戒は太守に捕まってしまった。これに息子の臧覇が黙っては居なかった。


「この人でなし!こうなったら仇をとって満足するしかねぇ!」


臧覇は臧戒の家に住み込みで働いていた食客しょっかく数十人を率い臧戒を護送する馬車の道を先回りし待ち受けた。


ちなみに食客とは、知識や武を披露する代わりに生活を保障してもらう雇い人である。


そして、馬車が来ると…。


「親父の仇!覚悟しやがれ!」


臧戒の馬車を護送している護衛に襲い掛かり、無事に臧覇は臧戒を救い出す事が出来た。この事がきっかけで臧覇は勇猛であることが広がり、評価が上がっていく事になる。

親に対する情はいつの時代も変わらないんですね~。


劉温「そうネ~。法に従っただけなのに死刑とか…。」


この時代はそんなことがざらにあるから困ります。それでは、この辺で!


劉温「またヨ~。」

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