桃園の誓い
劉温「これは黄布の乱で荒れていた時の逸話ある。」
劉温「男らしいと取るか男臭いと取るかは自由アルよ。」
劉備がまだ名を馳せていない無名な時代。劉備はある立て札を見ていた。それは義勇軍を募る立て札だった。
「はぁ…、どうしたもんかなぁ。」
そんな劉備に近づく人物が一人。
「国を助ける若人が溜め息とか合ってはならん!」
そう言って劉備をどついた。この人物こそ張飛その人である。
「しかしだなぁ。仕方ないだろ?武勇も無いし金も無いし…。」
「そうだな…。じゃあ少し話さないか?」
「いいぞ。」
そうして二人は居酒屋に向かった。
「翼徳さんよ~、ヒック。俺だってなぁ、国を救いたいんだよ~。ヒック。」
「分かるぜ~劉備さん、ヒック。俺だって…、ヒック。」
そんな会話を聞いて近づく人がいた。
「感動した!俺も話に混ぜてくれ!」
こうしてあの兄弟が遂に集合した。そしてこの話は多いに盛り上がり、共に行動しようという話になった。
「俺、区切りをつけたい。良い場所を知っている。そこで誓いを立てよう!」
「「おう!」」
そして張飛が連れて行ったのは、張飛の家だった。また、そこには大きな桃の木が植えてあった。
そこで劉備ご一行は宴を始めた。
「さて…。」
劉備がいきなり真剣になった。釣られるように関羽、張飛は笑いが消えていった。
「我らはいつでも一緒に行動する兄弟だ!」
「「おうよ!」」
「そして我らは生まれた場所が違う!生まれた日が違う!だからこそ、死ぬ時は三人一緒だ!」
「「おう!」」
こうして世にも有名な「桃園の誓い」が結ばれた。
親友に囲まれるなんてうらやましい…!
劉温「居ないアルか?」
居るけど数えるくらいしか…。
劉温「居ないよりマシヨ。そいつを大切にするヨロシ。」
数少ない遊戯王仲間だぜ!大切にするぜ!
劉温「じゃあまたヨ~。また次回アル~。」
ではまた~。