頭がいい≒悪賢い
劉温「前回はゴメンヨ。作者がまだ未熟なくせにコラボとかはしゃいでいたアル…。」
劉温「さて、今日は一休さんみたいなトンチの効いたお話アル。諸葛さんにもこんな人居たアルね~。ビックリビックリヨ。」
諸葛恪。彼は名高き諸葛一族の一人、諸葛瑾の息子である。そんな彼はやはり諸葛の一族というべきか頭がよかった。しかし…。
「頭良すぎて将来怖い…。こいつ絶対悪賢くなるわ~。マジ心配だわ~。」
父親である諸葛瑾はいつもそのように嘆いていた。
ある時、こんな出来事が起こる。ロバに「諸葛瑾」と書いてある札を張り付けられていたのである。それは、諸葛瑾がロバの顔のように長かったのがある。
「誰だよこんなんしたヤツ!確かに顔長いけどさ!出てこいや~!」
「お父様、落ち着いてください…。こうすればよろしいのですよ。」
諸葛恪は荒れ狂う父を諌め、札にこう付け加えた。
「のロバ」
諸葛瑾は一瞬驚き、笑った。
「お前は…。」
周囲の見物人も諸葛格のトンチがツボにはまったようで、笑い始めた。やはりこの男、諸葛瑾が心配したように悪賢くなる…。こいつが自分の頭の良さで自滅するのはまた別のお話…。
ちなみにこのロバは諸葛瑾に献上されたようだ。イタズラした人涙目である。
さすが諸葛…、やることが汚い…。
劉温「孔明さんはいい人ヨ!絶対!」
孔明さんだって悪賢い策出してたでしょう?
劉温「違うヨ!全部国のためアル!」
物は言い様、ですね。それではこの辺で~。では~。
劉温「再見ネ~。」




