やってやろうじゃねぇか!
ども。トランぺッターです。初めての小説で拙い文章だと思いますが、ご容赦のほど…。
三国志の小説を探していたのですが見つからず、ならば自分が書いて満足しよう!と思い至った次第です。
これからちょこちょこと三国志の短編小説を執筆していきますので、よろしくお願いします!
昔々のそのまた昔。西暦が三桁になるくらい昔の話。アジアの中央に後漢という国があった。この時の後漢は末期であり、政治は乱れに乱れ、民は今日を生きるか死ぬかの瀬戸際の状態にあった。そんな中、政治家である宦官は贅沢の限りを尽くしていた。
宦官A「ひゃっはーー!」
宦官B「飲めや飲めや~~~!」
民「…イラッ」
民は今日を生きるために略奪などに走るようになってしまった。そこに、そんな政治を嘆く兄弟がいた。張兄弟である。
「最近だるくね?」
末弟の張梁が次兄の張宝に問いかけた。
「全部王朝と宦官のせいだろ…。常識的に考えて…」
張宝が答え、長兄の張角が膝を抱えて呟く。
「マジ鬱なう」
こんなんだが、これが民の総意なのである。
ある日の昼下がり。張角は薬草を採取しに出かけていた。そこに変な老人が居たが、気にしたら負けである。
「我が名は南華老仙である!」
いきなり老人が叫んだ。
(こいつぁやべぇ!…あ、目が合った。)
張角のそんな思いを知ってか知らずか南華老仙は張角に話しかける。
「そこの君、この本欲しくないか?」
「えっ、別にいらな…」
「仕方ないな!」
南華老仙は三冊の本を張角に渡した。そして言った。
「人を救え!」
どうせ暇だったので張角はその本を持ち帰り、実践した。そして、張角は病気を治せる術を身に付けた。同時に神の言葉とかいう電波を受信したが…。そして張角の噂は瞬く間に広がっていき、慕う者が多く出た。後の太平道と呼ばれる宗教であり、彼らは体に黄色い布を付けたので黄巾党と呼ばれた。
ある時、張梁が張宝に言った。
「あれ、今の俺らなら王朝倒せるんじゃね?」
「それは聞かなきゃわかんないっしょ。兄貴、いつやるの?」
「今でしょ!」
「「「王朝はすでに死んでいる。俺たちが天下を獲るんだ!俺たちが天下を獲れば大吉は当然となる!」」」
こうして群雄割拠の幕開けを告げる黄巾の乱が始まった…。
あぁ、伝え忘れましたが、アシスタントを紹介しますね。自称留学生の劉温さんです。また、女性だったりします。
劉温「よろしくアルよ~。後、自称いらないアル!」
…いるのかいらないのかどっちなんですか。まぁいいでしょう。
劉温「む~!」
彼女には次回からまえがきで説明をしてもらいますので、よろしくお願いしますね。
劉温「よろしくアルよ~。三国志は任せるアル!中国では三国志は…」
ゴホン、それでは失礼しました。また次回お会いしましょう。ではでは~。
劉温「まだ説明終わってないアル~!」