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男装伯爵とメイド  作者: 橘 紀子
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過去

ジュリエットの回想です。


  私、ジュリエットは、かつてマイスナー公爵家の1人娘で、母親はローゼン公爵令嬢だった。


 いとこのミシェルとは、誕生日が一日違い。


 母親同士が仲がよかったということもあり、生まれた場所も一緒であった。もっとも、ミシェルの母親は、私達が生まれてまもなくしてなくなったが。


 そして、いとこ同士ということもあり、性別こそは違っていたが、顔や声は良く似ていた。


 ミシェルは、母にとって甥にあたるということもあり、いつも一緒にいたため、2人は仲良しだった。


 そして貴婦人にはあるまじきことであったが、ジュリエットはよくミシェルと剣の稽古をしていた。

 そのおかげか、今ではジュリエットこと偽ローゼン伯爵は、メソポタ王国でも有数の腕前の持ち主になった。





 




           そして、惨劇は7年前に起こった。










 当時、王都のマイスナー公爵邸には、当時、お父様、お母様、おばあさま、伯父さま、ジュリエットの5人で暮らしていた。その日は、ミシェルも家に泊まりに来ていた。


 深夜、突然上の階の両親の寝室から悲鳴が聞こえた。


 その日ジュリエットと侍女のエルザとミシェルとは、夜遅く3人でジュリエットの部屋でカードゲームをして遊んでいたため、異変にすぐ気付いた。とっさに、危険を感じ取った3人はジュリエットの部屋の隠し扉に隠れた。その隠し扉は、実は特別な構造になっておりさらに隠し扉の中にもうひとつ隠し扉がある。奥の隠し扉には、1人分しか入るスペースはなく、ジュリエットしか入れなかった。そこで、ミシェルはジュリエットを気絶させて奥の隠し扉の中に隠し、エルザと手前の隠し扉に隠れた。

 


 ジュリエットは、そこで気絶してしまったため、その後のことは覚えていない。


 





       そして、目が覚めた時は全てが終わっていた。



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