表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男装伯爵とメイド  作者: 橘 紀子
26/27

王都2

「ワーム男爵、ここ一旦待っていてください。」


そういって、ジュリエットはローゼン伯爵邸の門番と何か話している様子。


「ワーム男爵、行きましょう。」


こうしてジュリエット達は、馬車で屋敷へと向かっていった。


「ようこそ、ジュリエットとそのご友人。」


「お久しぶりです。ローゼン外務大臣。こちらは、私の友人のワーム男爵です。」


「こんにちは、ローゼン外務大臣。」


「こちらこそ、ところでワーム男爵といえばメレヌス帝国の人間ではないか!我が国に何の用が…。」


「外務大臣、彼は私の友人です。何卒ご容赦ください。ところで、ローゼン伯爵はどこにいらっしゃるのですか?」


「息子なら、王宮にいる。仕事でしばらくは帰ってこないだろう。」


「ありがとうございます、外務大臣。では、私は王宮に行ってくるので、あなたはここで待っていてください、ワーム男爵。では、外務大臣宜しくお願いします。」


そういって、ジュリエットは王宮にむかって出かけて行った。残されたワーム男爵とローゼン男爵は紅茶を飲みながら当たり障りのない会話をしてジュリエットの帰りを待っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ