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承諾
過去の回想からいったん現在に戻ります。
今回は、かなり短いです。
「少し、考える時間を下さい。」
ジュリエットは、とりあえず殺されたくないのでそう言って時間稼ぎをすることにした。
「いいでしょう。3分程待ちましょう。」
そう冷静に答えるパールバン公爵の声をジュリエットを恐ろしく感じた。
ジュリエットは、心の中でさっと考えていた。
パールバン公爵のあの眼は、本気だ。
このまま行くと、私はここで殺されてしまうのだろう。
それは、非常にまずい。とりあえず、ここは条件をのもう。
脱出の難易度は上がるが、後宮に行けば逃げられるはず…。
そうしてジュリエットこと偽ワーレンベルグ子爵の娘マリアは、パールバン公爵の養女になった。
また、テストなのでしばらく更新できません。ごめんなさい。