説明※魔法値(フェイス)について
ゲーム【FINAL FANTASY TACTICS】に登場するパラメータ。
Faith、訳すと「信仰」。神を信じるということ。
この値が高いと、魔法攻撃で与えるダメージと喰らうダメージ、状態異常魔法(補助含む)の成功率が高まる。
ちなみに【FINAL FANTASY TACTICS】に登場する労働8号というロボットキャラはフェイスの値が0(ロボットに信仰心は無い)なので、どんな魔法もノーダメージだが、回復魔法や補助魔法すら受け付けないという特性を持つ。
転生者が飛び込んだ【GUILTY GUILD】の世界において、このパラメータこと魔法値はキャラクターだけでなく、MAP・バトルフィールド・アイテム(回復アイテム等)・武器・防具・アクセサリー、そして世界そのものに付与されている設定。
現実世界では起こり得ない、魔法を含む不可思議な現象は全て魔法値が関わっているから起きているという状態。
なので、魔法値の値が高ければ、高い分だけ不可思議な能力が上がる・起きるとされている。
つまり、魔法値がない現実世界で、魔法値の掛かる行動(魔法や技等)をしても何も発動しない。
現実世界には魔法値がないため、不思議な能力を持つ武器も防具もアクセサリーも意味(加護)がなくなり、下手すれば、現実世界のカッター一つに負けることも。
例えるなら、現実世界において、どんなに頑張っても、かめ◯め波が打てないのと同じこと。
そういう訳により、蒼二郎が持っていた拳銃は魔法値が0なので、迫三郎の魔法値(バフ魔法)を無視してダメージを与えることに成功した。
しかも、魔法値によるダメージではないので、魔法値が関係する魔法やアイテムでは一切回復できない。
現実世界で飲み物を飲むだけで、体の傷が瞬時に治らないように。
この世界において、病や事故による怪我が魔法やアイテムで癒せないのも魔法値が関係していないから。
そして、魔法値が関係していない怪我や病(魔法やアイテムで治らない怪我や病)=その人の運命と思われているので、Faith(信仰)ではどうにもならない運命(即ち、死)を受け入れるべき、という考えが一般的にある。
これに抗うことは運命(宿命)に抗うことになるので、忌避されている。
逆に魔法値が関係する魔法や武器、技による『死』ならば、たとえ首が飛んでいたとしても、高度な魔法やアイテムで蘇ることが可能。
裏を返せば、高度な魔法でなければ、切り落とされた腕や潰された目は復活出来ないのである。