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散逸した草稿 - 短編集。  作者: 毒島複廊
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題:屋根まで飛んだ

ウェアダニットっぽいお話です。

 犯人を追い詰めて、動機も凶器も方法もわかっているのに、たった一つだけわからないもの。


 それは、現場。


 そもそも被害者が発見された経緯からして異常だった。ある日突然挑戦状のように届いた段ボールに詰められていたのだ。だが被害者の人間関係が特徴的だから容疑者はすぐに突き止められた。他の可能性はないわけではないが無視できる程度のもの。後は証拠を堅実に集めていくだけだった。


 そして、現場を除いた全てが明らかになった。犯行時刻も大方わかっているが、当日の容疑者のアリバイが曖昧で確定できない。被害者は落下死だから結構な高さが必要だが、容疑者はその高さがある場所に行きようがなかった。


 容疑者と被害者が住んでいるのは広い平地だった。それも、町に出るには長い時間を要するような。その時間は死亡推定時刻の振れ幅より短い。残念なことに被害者は犯行時刻の数時間ほど前に自宅にいるのを目撃されている。


 他の可能性は全て潰した。目撃情報が間違っていないか、死亡推定時刻が間違っていないか、死因が間違っていないか。どれもこれも外れていた。


 あとはこのカタパルトの使い道さえわかれば。

読了ありがとうございました。

ウェアダニットなんてものは多分ありません。

ホワイダニットとかはあると思います。

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