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散逸した草稿 - 短編集。  作者: 毒島複廊
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題:繋がれた

病院のお話です。部分的に。

 学校から帰って、家に着いたはずだった。お父さんでもお母さんでもない知らない黒服の人がいて、不審者!とか誰!?とか言う前に、くらっとして意識を失った。


 気が付くと、まず白い天井と柔らかい光が目に入ってきた。鼻をくすぐる消毒液の臭い。ふかふかのベッドに寝ていることに気づくのに時間はかからなかった。


 病室だ。たぶん。私は病気なんかかかってないのに。健康なのに。あの黒服が私を誘拐したに違いない。そう考えると、ここもなんだか怪しい気がしてきた。


 ニュースで見たんだ。最近、変な病気が流行っていて、治療のために病棟がたくさん建てられていること。その病気は治療法が見つかっておらず、対症療法しかできないこと。


 もしかするとその病気っていうのは健康な人を病院に閉じ込めておくための()()()()で、本当は内臓を抜いて闇ルートに売ったりしているのかもしれない。実際、私は病気じゃないのに連れてこられてるわけだし。


 そうと決まればここから抜け出すしかない。お腹に手を当てる。まだ何も取られた感じはしない。服も着替えさせられてない。他に寝ている人を起こさないように気を付けながら、私は扉を開けた。

読了ありがとうございました。

続き物になる予定です。さすがに。

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