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最終話
結果として、和平は成立した。『漢字の力』をこちらが差し出す事を条件に。相棒のいない漢霊はそのまま手渡し、相棒のいる漢霊は引き剥がすか大国へと行くか。
ユウエン達はというと……
「最後に『戦』から言われたよ、『すまなかったな』って。『戦』は悪くないのにね」
「俺も『淫』から言われた。あいつらきっとお人好しなんだよ。そういやニシキから手紙が届いてたよ」
「ニシキから!なんて?」
「『僕は楽しくやってる』、だってさ。あいつ『殺せなくなるなら死んだ方がマシ』って大国行ったんだよな……何を楽しくやってんだか」
「あ、あはは……」
「さってと、じゃあ俺は仕事に行って来る」
「うん!」
「普通の仕事が出来る事がこんなにも良いものなんてな」
「行ってらっしゃい!」
ユウエンはサナの頬に口付けをした。
「行ってきます」
サナもユウエンの頬に口付けを返した。
彼らの平和は続いていく……
ユウエン達の物語に最後まで付き合っていただいてありがとうございます!




