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村の為に詳細を知る

朝目を覚ます、ふと昔の事を思い出した、ただのサラリーマンだったあの時を、久しぶりに思い出していた。


「おはようございます、幸太様」


ルルは、いつも通りそう言った。


「ああ、おはようルル今日は村長に会うことにしたから、もう出るよ」


幸太は、素っ気なく言う。


「そうですか…、分かりました」


ルルは何か言いたそうだったが、了承してくれた。


「じゃあ、行ってくるよルル」


「行ってらっしゃいませ、幸太様」


と、いつも通りに出かける。



そして、村長が居るところに着いた。


村長を見つけてから、こう言った。


「おい、ジジィお前俺に言ってねぇ事があるだろ」


村長の、胸ぐらを掴んで言う。


「転生者様、遂に見てしまったのですね…」


村長はそう答えた。


「ああ見たさ、あの理不尽でしかない用な物をな」


幸太はその事を、はっきり言った。


「今度は知ってる事、全部教えて貰うぞ」


「分かりましたから、そろそろ降ろしてください」


「分かれば良いんだよ」


そう言って、村長を降ろした。


「あれは、数十年前の事になります…」


「その時は、あのモンスター達と対等な関係を築いていました」


「双方が対等な関係であり、差別もない良い関係でした…」


「双方が対等な関係である為に、一人の代表を立てて今後の事を話し合う事にしました」


「私達は、村長を代表にしました」


「ですが、モンスター達の代表は一番位が上だったのは、魔王テュポンでした」


「それで、意見が食い違うのは分かりきっていたことです」


「そして、機嫌が悪くなった魔王テュポンは、そこら一帯を炎の海に変えました…」


「それで、魔王テュポンは最後にこう言いました」


『お前達が滅ぶ迄、進行を続けるもう次はない』


「それでもう、この村意外は全て滅びました」


「そんな時に、転生者様が来られたという事です」


「じゃあ、俺は役に立たないな」


「いえミノタウロスの時は、村は大丈夫だったじゃないですか」


「それは、魔王とミノタウロスでは桁違いに強さが変わるだろ」


「更に、魔王より強くなったとしても、俺が人間辞めるとなるともう分かりきっている」


「俺は神にはなれないんだ、という事は魔王を倒したとしても俺が代わりになるだろう」


「自我をはっきり持っているか分からない、今度は俺が此処を滅ぼすかもしれない」


「そうですね…、否定はできません」


「だろじいさん、俺は英雄って柄じゃねぇからやることだけやって、自分で死ぬよ」


「そんな…、ルルが悲しみますぞ…」


「ああしょうがない、俺は元々この世界の人間じゃねぇから、運命は決まってたのかもな」


「ルルには…言わないのでしょうね」


「当たり前だろ、ルルには平和に生きて欲しいからな」


そんな時、何か大きな揺れが起こったその直後に、ミノタウロスの時みたいな殺気を感じた。



「なんだ、まさか何かモンスターが来たのか」


外へ出ると村が燃えている、空にはワイバーンが多数飛んでいる。


「やるしかねぇか、俺にイフリートの力を」


すると、左の目が見えないまだやれる


「俺に龍神の力を」


今回はまだ軽い、足の感覚はないが空を飛ぶ事が出来る


「よしやるか、分身!!」


すると、五人分身体が出た。


「各自ワイバーンを、一匹以上撃破を目的とする行くぞ」


それで散らばる、幸太は直ぐにワイバーンを片付けて行った。


「よし終了、修復やるのは大変だな」


そして修復をしていた時に、気づいた。


イフリートでは思っていた以上に症状が軽かった事を、これは種類を増やすためには、低位のモンスターの力ならば沢山出来るのではないかと…


「俺にスライムの力を」


すると、右手の小指が動かなくなった。


「俺にゴブリンの力を」


今度は、左手の薬指が動かない。


「今日はもうやめようこれ以上動けないと、ただの邪魔になってしまうからな」


大体の修復を終わらせて、いつの間にか寝てしまっていた。



「幸太様、起きて下さい朝ですよ」


ルルが、起こしてくれた。


「ああ、すまないそういえば昨日は大丈夫だったのか?」


「はい、幸太様がワイバーンを倒して下さったのですよね」


「まあそうだけど…、今日はちょっと森に行って来るよ」


そう言って、家を出た。



「まあ此処等から、じゃねぇよな」


「あっちからか魔王…俺が倒さなきゃだよな」


そう言えば、魔神の力はあれで本来の力では無かった用だった、憎悪の感情が無ければ大したか力では無いらしい。


「神の力を、使うのは出来るだけ止めたいな…」


「精霊とか亜人種其処らなら、大丈夫なのか?」


やはり力という物は、代償が無ければ駄目なのか…

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