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もしかしたら俺は賢者かもしれない  作者: 0
十六章 暗君打倒
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召喚士

 フードの女性は自分をモナと名乗った。だが、その前に重要なことを言っていたな。


 「召喚士?」


 俺が思わず聞き返すとモナが眉を顰める。

 もしかしたら俺のことをシリウスの配下とでも思っていたのかもしれない。主の会話中に割り込んで質問したことになるし、この世界ではそれが許されないってことか。でも、俺はシリウスの部下でも配下でもないからやめる気はない。

 シリウスもモナの表情の変化で察したのか、少し意地の悪そうな笑みになって「ああ、紹介し忘れたな」と言った。


 「この男は、名をギルと言う。………魔法都市の王だ」


 シリウスがたっぷり間を開けて俺の正体を明かしたのもあって、モナは絶句し眼を見張る。すぐに慌てて跪いたまま俺に向き直り、恭しく頭を垂れた。


 「し、失礼いたしました。この度は……、その……」


 一瞬なんで言い淀んでいるのか理解できなかったが、おそらく王国が魔法都市を攻め込んだことに対して気を使うような言葉を掛けようとしたのだろう。しかし、王国民が気遣うのは、逆に嫌味のように聞こえるかもと思って言い淀むことになった、と。

 別に気にしなくていいのに。たしかにシギルたちから魔法都市も死傷者が多かったと聞いた。だが、王国の方がもっと酷かったし、これからも大変だからな。死者を悼む気持ちはあるけど、今は召喚士のことを知りたい。


 「謝罪や社交辞令はいいから、質問に答えてくれ。召喚士とはなんだ?」


 俺がそう聞くと、モナは王国の英雄の方へ顔を向けながら「この方は異世界より私が召喚した者なのです」と答えた。

 やっぱり聞き間違いではなかった。このモナという召喚士が俺やアーサーを地球から呼び寄せたんだ。シリウスがモナへ何者かと聞いた時に俺を見ていたのは、俺が召喚された異世界人だと見当を付けていたからか。なんでバレたんだ?王国の英雄が狂化スキル所持者ぽかったからって、勘が良すぎだろ。

 うーんと俺が悩んでいると、それが説明不足だと勘違いしたのかモナが詳しく説明してくれた。

 召喚士とは、親から子へと引き継がれる一子相伝の極めて珍しい職業なのだそうだ。召喚士の子供は技を教え込まれたあと、親とは別の国へ移動しなければならないという厳格なルールがあるみたいだ。親が死ぬまでは一緒に過ごせる。もちろん、死ぬ前に親元を離れることもあるが。

 何でだろうと思っていると、質問する必要もなくその理由が説明された。

 一代で召喚できるのは一度が限度らしく、それが理由で約4、50年の周期と言われているようだ。だがそれは、召喚に必要な魔力が膨大過ぎて土地や自然の魔力を使わなければならないかららしい。その国の土地や自然の魔力を使いすぎると、作物が育たなくなったり、食料にできる魔物が生まれなくなったり、さらには様々な災害が起こりやすくなるのだそうだ。

 ただ、召喚自体は何度も行えるらしい。当然、その国の王は連続で召喚することを許可しない。国を救うための召喚なのに、それが原因で国が滅んでは元も子もないからだ。

 なら他の国行けばいいじゃないかと言ってみるが、そうも行かないとモナは話す。

 職業というだけあって、召喚士は一度の召喚をすることでその国から報酬を得て、さらには庇護下に入る。衣食住と生活できるだけの金を保証してもらう代わりに、他国へ行くことはできなくなるそうだ。さらに言えば、他国で召喚されると自国の優位性が失われてしまうというのもあって、王は召喚士を手放さない。

 だから、その国の王に縛られている親が死んでから、子供は別の国へ移動する。

 子供も同じ国に残り続ければいいじゃないかとも思ったが、土地や自然の魔力が回復は非常に緩やかで百年以上の期間を要するらしく、国としても高給取りなのに召喚できない召喚士を養い続けるのは避けるようだ。生きていくためには他国に行って召喚するしかない。

 さて、その召喚についてだが、正式名称を『救世主召喚』と言うそうだ。ギリギリ土地が機能する召喚可能な人数は3人が限度で、それ以上だと確実に自然の魔力は枯渇し、死んだも同然の土地になる。

 異世界から召喚した人物は、この世界にないスキル、またはこの世界でも稀で有用なスキルを所持して召喚されることが多く、周辺諸国より優位に立つためか、若しくも滅亡の危機にまで陥ってしまった国の王が最後の手段として使う。ステータスも召喚時から高数値なことや、高成長を期待できるために英雄クラスになることを望まれるが、決して『英雄召喚』ではない。

 未来的な知識や未知の技術で滅亡を回避する救世主であり、故に『救世主召喚』と呼ばれるようになった。

 残念なことに、今回の召喚を実行したオーセリアン王国は戦争に勝利するのが目的だった。ナカンとの戦争で犠牲者を減らすのと、ついでに戦争の期間短縮して終結を早めるのが狙いだったのだろう。

 しかし、今回も召喚限度である3人を呼んだつもりだったが、何故か一人だけになったらしい。なんでだろーね。


 「召喚失敗で一人しか呼び出せませんでしたが、私としてはこれで良かったと思っています。そして、帝国に降伏することも」


 「何故だ?」


 俺が理由を聞くと、モナの素顔を隠すフードから僅かに見える口元が緩んだ。


 「元々、今回の召喚は戦のためであるのはわかっておりましたから。……利用され続けるのも、辛く苦しい戦で戦い続けるのも、人数は少ないほうが良いではありませんか」


 きっちり3人召喚に成功していて、さらにバッチリ戦争に巻き込まれてますよ、モナさん。んー、でも、召喚した奴に会うことになれば、もっと怒りで我を忘れるそうになると思っていたのにそうでもないのは、なんとなく良い人そうだったからかもな。それとも、元凶はオーセリアン王だってわかっているからか?


 「で、帝国に降伏することが良いってのは?」


 「それはこの首輪をはめられたからです」


 モナはそう言いながら、また王国英雄とお揃いの首輪を撫でた。どうやらあの首輪は、オーセリアン王によってはめられたようだ。でも、俺はあれが何なのか知らない。


 「それは?」


 「支配の首輪と呼ばれるもの、だそうです。これをはめられた者は、はめた者の命令に従うようになります」


 あー、ファンタジー系物語によくある、人間の心を自由自在にできてしまうチートアクセサリーか。この世界でも地球の物理法則や、自然の法則がある程度通用するからこういう代物はないと思ってた。あ、でも、治癒ポーションやマジックバッグのような不思議アイテムがあるか。

 などと考えていると、まるで考えを読んだようにシリウスが説明を付け加えた。


 「()()()()()()かなり珍しいものだ。ある希少な魔物が体内で生成する魔石によって人の心を支配可能にする。それ故に魔法都市程度の街ならそっくりそのまま買えるほど高価だ。帝国にも一つあるが……、使われたことはないな」


 シリウスはもう俺を完全に異世界人だと決めつけて説明しているな。まあ、その通りなんだけど、なんか悔しい。それにあの首輪一つで魔法都市が買えるのかよ。ある程度の価値が決められているってことは、一度は売買をした歴史があるんだよな。買った奴はどんだけの富豪なんだ。


 「まあ、シリウスが睨むだけで皆が従うんだから、首輪を使う必要はないだろうな」


 「それは事実だが、そうではない。アレは命令を嫌がる者に実行させるための物だ。支配とは名ばかりで、たった一つの命令を実行したら終わりだ。それで首輪の効力が失われれるというわけではないが、また再び命令し直さなければならない。反対や反抗ができないだけで、そう便利な物ではない」


 なるほど。反抗心がある奴に命令を実行させることが出来るだけってことか。反抗心が消えるわけじゃないから、支配というのはおおげさだな。


 「じゃあ、モナがその首輪をはめられたのは命令に従わなかったからか。戦が嫌だったからとか?」


 戦のための召喚が失敗して良かったと言っていたし、戦争に利用されるのを嫌ったからだろう。当たっていたようで、モナは「はい」と首を縦に振った。


 「元々私は召喚で生きていこうとは思っておらず、王国の辺境で静かに暮らすつもりでした。ある程度の農業の知識や魔法は使えたので。ですがある日突然、王国兵士に捕まり王城へと連れて行かれ、召喚を依頼されたのです。国の危機ならば仕方ないと思っていたのですが、戦で英雄が必要だと言われ拒否したのです。そうしたらこの支配の首輪を……」


 モナは召喚士として生きていくつもりはなかったのか。まあ、必ず召喚しなければならないってことじゃなさそうだし、長い歴史の中でそういう考え持つ召喚士が現れることもあるか。


 「でも、王国の奴らはどうやって見つけたんだ?自分が召喚士だと言いふらしていたわけじゃないんだろ?」


 「はい。ですが、ひと目でわかるのです」


 モナはそう言ってフードを脱ぐ。モナの素顔は綺麗な顔立ちで、美しく長い髪を下ろしている美人さんだった。だけど、それより印象的なのは、頬から(うなじ)まで伸びた入れ墨のようなものだ。襟の中まで続いているから身体にまであるはずだ。その入れ墨は字や記号だが俺には読めない。でも、わかることもある。これは魔法陣だ。


 「それは……?」


 「これが召喚を可能にする魔法陣です。失われた言語で書かれているため、親は子が幼い頃に彫って受け継がせるのです。こんなものが体中に刻まれているのは召喚士だけ。普段からローブで隠してはいますが見えてしまうことはしばしばあり、それが噂になって発見されたのでしょう」


 やっぱり魔法陣であっていたようだ。しかし、俺が魔法を使う時のような魔法陣ではなく、文字や記号だけで構成される珍しい魔法陣。おそらく字や記号の角度、身体の丸みや成長などを計算しなければ発動しない複雑な魔法陣なのだろう。これでは無理矢理服を脱がせて模写したとしても、召喚は成功しない。

 彼女だけが使える、彼女自身が魔法そのものということか。

 だが、そのせいで召喚士だとすぐに気づかれてしまう。特に国王であるなら、その特徴も知っているはずだろう。この大陸中を探しても珍しい容姿だからこそ、居場所の特定は容易なのか。

 まあ、俺は被害者だから同情など少しもしないがな。もうモナの事情はいいかな。それよりも俺自身に関することを聞いた方が有益だ。


 「ちなみに聞きたいのだが、なぜ王国の英雄は一言も話さないんだ?戦闘狂だとしてもその戦いは既に決着はついた。シリウス皇帝に従う気がないんじゃないか?」


 どうだ、上手い聞き方だと思わないか?たぶん、王国の英雄も狂化スキルが付与されていると思われるが、どうしてこんなスキルを付与したのか、そして、どんなスキルなのかを探るには何も知らないフリをするのが良い。シリウスにはもうバレているとしても、この女に俺自ら召喚された人物だと教えるつもりはない。

 モナは何もかも話すつもりだったのか、この質問以外のことも丁寧に教えてくれた。

 まず、召喚で呼び出された者たちは、全盛期の若さに戻るようだ。その際に土地の残存魔力にもよるが、いくつかのスキルを付与することが出来る。今回は2つが限度だったらしい。

 まあ、概ね聞いた通りだな。アーサーから『狂化』と『反転』というスキルだと教えてもらったしな。

 そのスキルはこのモナの一族が代々受け継ぎ、追加させてきたようで、一冊の本に記されているようだ。その中から2つのスキルを付与したらしいが、それを選んだのはオーセリアン王らしい。

 本当に余計なことしかしねーな。オーセリアン王。

 そんでそのスキルは、『力の増幅』と『戦人の心』と言うらしい。……おい、名前が違うじゃねーか、アーサー。でも、よくよく考えてみれば、同じ意味だとわかる。正式名称が『狂化』と『反転』というだけで。

 『狂化』は怒りを引き金に()()()()()()()()()()()()()し、『反転』は弱い殺意を逆転させて、()()()()()()()()()()()()()()。『力の増幅』と『戦人の心』というネーミングはあながち間違ってはいない。

 ただし、アーサーが言っていたことにも間違いはあった。

 それは、その付与されたスキルのレベルはランダムであること。

 アーサーから教えてもらった内容は、召喚された順番でレベルが決まっているというものだった。

 あの野郎、頭が弱いくせに自分の推測を俺に信じ込ませやがった!確かにおかしいと思ったんだよ!だって、順番でレベルを変える意味が全くないもん。ドヤ顔で仲間に話しちゃったよ!

 まあ、後日アーサーを殴るとして、王国の英雄は『狂化スキル』のレベルが強すぎて、普段から会話もまともにできないらしい。ただ、自分に危害を加えられない限り、無闇矢鱈と攻撃することがないのが救いだそうだ。俺が完全狂化した時と同じだ。阻止しようとしなければ、仲間たちには手を出さなかったようだし。つまり、王国の英雄はずっと完全狂化状態ってことか。


 「ですから、彼にもこの支配の首輪が必要だったのです。今は戦うのを止めろと命令し直したので、何をされても戦いを始めることはありません」

 

 ああ、そうか。命令の理解すらできない完全狂化状態の男を思うように動かすには、支配の首輪をはめるしかないのか。


 「王国の英雄は、オーセリアン王にこの場所で戦うように命令されたのか?」


 「いえ、私の言うことを聞くようにと命令されています。私はこの橋で敵を待ち伏せ、英雄を戦わせろと命令されました」


 どうやら王国の英雄の戦いを始めさせたり止めたりする必要があるが、それをモナが担っているようだ。そのモナはこの橋で英雄を戦わせるようにと命令されている。今、この橋での戦闘を止め、オーセリアン王の命令に逆らっているように見えるのは、『この橋で敵を待ち伏せ、英雄を戦わせ終わったあと』だからだ。シリウスが言ったように、一つの命令が終わったから自由にできるのだろう。

 王国の英雄がモナを命令を聞き続けているのは、オーセリアン王の命令が『撤回するまでモナの命令を聞き続けろ』とでも言ったのかもしれない。命令権を一時的に貸与したということだろう。

 ようやく色々なことを理解できたが、大事なことを一つ聞かなくてはならない。


 「では、その付与されたスキルを取り除くことはできないのか?……会話ができないのは、意思疎通が首輪頼みでは面倒だろう?」


 これが最も重要だろう。『反転』はこれからも必要だが、『狂化』は邪魔なだけだ。もう仲間を攻撃したり、勝手に敵を倒し続けたりしたくない。


 「可能です。ただ、難しいでしょう」


 可能だと言う言葉に、俺はこのスキルから開放される日が来るかもと期待した。もう抑え込む必要がなくなるなら、俺が召喚された者だとモナに教えても良い!

 しかし、直後に難しいと言われてしまう。俺は失望感を表情と声に出さないように理由を聞く。


 「なぜ?」


 「この首輪があるので……。それに王国の自然魔力も少ないのです」


 ……オーセリアン王にバレた時、『止めろ』と命令されるからか。スキルを取り除くのにも大量の魔力が必要だろうし、国としてもその残り少ない魔力を使われては困る。儀式をするのも大掛かりなものになるだろうし、オーセリアン王の目を盗んで出来ることではないようだ。

 でも、俺としては諦めたくない。魔力なら俺のを使えばいいし、それでも足りないならプールストーンに溜め込めば良い。他の所から魔力を借りて発動するのなら、それでも可能なはずだ。


 「支配の首輪を秘密裏に外すことはできないのか?今はオーセリアン王の目も届かないだろう?」


 「非常に硬い金属らしいので、無理矢理取り外すのも難しいでしょう。オーセリアン王が保管する鍵で取り外すのが唯一の方法だと聞きました」


 そのあと、モナは少し目を伏せて「それに」と続ける。


 「たとえ鍵があっても、オーセリアン王が命令権を放棄しない限り自由にはなれません。命令権を放棄させずに外そうとした場合は、首輪によって首が切り落とされると聞きました。首輪着用者を大事に思う者、家族や恋人、友人から所有者の身を守るためのようです」


 支配の首輪とは厄介極まりない物のようだ。命令権放棄をする前に鍵を奪い外そうとしてもダメ。ならばと、所有者を殺そうとしてもダメ。つまり、モナと王国の英雄を自由にさせるためには、オーセリアン王に命令権を放棄させ、その上で鍵を使用して首輪を外す必要がある。

 もはや王国の敗北は濃厚だが、もし支配の首輪に縛られた二人の解放が目的だとバレれば、オーセリアン王は自殺すると脅して優位に立とうとするだろう。

 これも非常に厄介だ。だが、やりようはある。

 俺が話に夢中になっている間に、帝国軍は王国兵の武装を解除させ終わっていた。どうやら弓兵しかいない王国軍は、英雄の敗北でさっさと降伏したみたいだ。

 さて、聞きたいことはあらかた聞いたし、もうここに残っている必要はない。最後の仕事を終わらせるとするか。


 「よし、ここの制圧は済んだ。俺はこれから王都に向かうが、モナとその大男も一緒に来てもらおうか。首輪を外すためにもな」


 モナたちをオーセリアン王の命令から開放するには、もう一つ方法がある。それはオーセリアン王を牢屋などに隔離すること。命令する者が近くにいなければ、首輪は一生はめたままになるがどちらかが死ぬまでは自由だ。脱獄などの危険性があるから、まったくの安全というわけではないが。

 モナもそれしかないと思っていたようで、俺が首輪を外すと言ったら目を見開いて驚いていた。


 「そ、そんなこと可能なのですか?」


 「シリウスの所有物になったんだろ?だったら、魔法都市が助けられた恩を返すために利用させてもらう」


 俺がそう言うと、隣で黙って話を聞いていたシリウスは楽しそうに口角を上げた。

 本当は飛空艇の情報と引き換えになっているはずだから、そんな恩などないんだけどな。でもまあ、シリウスにも一緒に王都へ来てほしいから機嫌をとっておく。地上を行く帝国軍は再び王国軍残党と遭遇するかもしれない。先に飛空艇で王都に向かうつもりだから、保険のシリウスを連れて行くには機嫌を取ったほうが良い。

 楽しそうにしているシリウスとは逆に、モナは何が起こるか予想できない不安で怪訝な面持ちだ。


 「よし、少しやらなければならないことはあるが、さっさと王都へ乗り込むことにしよう。王国をめちゃくちゃにしてやろうじゃないか」


 そうして、俺たちは王都へ出発した。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 優位性が欲しいのなら、子供に閑職与えて、手放さないで数代おきに召喚させるという、考えに至らない、愚王しかい設定なのか?と思いきや、滅亡寸前の最終手段として召喚するって、優位性ってなんだ…
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