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もしかしたら俺は賢者かもしれない  作者: 0
十二章 王国西方の戦い
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勝利の後は

 それに気づいたものは少なかった。

 極大魔法『神々の黄昏』。

 雲と同高度に展開したせいか、魔法陣は隠れて見えない。しかし、魔法陣が発する光が白い雲をさらに輝かせている。

 王国兵士たちは無我夢中で後退していたのもあり、一段と光る雲にすら気が付かない。

 そんな目立つものにも気が付かないのに、150万の内数匹のアンデッドがひとりでに弾け飛んだことなど気づくはずもない。

 時間が進むにつれ、アンデッドの数が徐々に減っていく。すると、ようやく気づいたのか兵士が騒ぎ始めた。


 「お、おい!あれを見ろ!!」


 「うっせぇ!後退に集中しろ!隊長にどやされるぞ!」


 「アンデッドが次々と爆発してるんだよ!」


 「はあ?」


 その騒ぎは広がっていき、ほとんどの兵がその場に足を止め、ナカンのアンデッド軍を眺めていた。


 「ほら、今あそこでゾンビが粉々に弾けたぞ!」


 「どこ?」


 「いや、俺も見たぞ!たしかに勝手に死んでいった!」


 「ど、どういうことだ?」


 兵士たちが言うように、アンデッドはあちこちで血の華を咲かせたように弾け飛んでいる。

 しかし彼らにとって、人生の中でも最大級の驚きはこの後だった。


 「なんだあれ」


 一人の兵士が違和感に気が付き指を差す。

 アンデッドにではなく天に向って。

 そこには大量の何かが雨のように落ちてきていた。


 「雨……じゃないよな」


 「目視できんだろ」


 「じゃあ、あれはなんだ?」


 「……………岩だ」


 王国兵の中でも視力が良い弓兵が呟いた。


 「は?」


 「岩が雲から降ってきてるんだ!」


 「はあ?!あの粒ひとつひとつが岩だってのか?!」


 「そうだ!アンデッド共が一人でに爆発しているのではなく、あの岩がぶつかって弾け飛んでいるんだよ!」


 「そ、そんなことって……」


 その予想は正しかった。

 ギルの発動した『神々の黄昏』は、元々超巨大な岩石を落とす魔法だった。だが、改良された『神々の黄昏・改』は、拳大ほどの岩を大量に落とすといったものになっていた。

 だが、兵士が見ているものは、魔法の初期段階に過ぎない。個数は段々と増えていき、今では虫が大量

発生したみたいに、石が空を埋め尽くしていた。 

 その光景を目の当たりにした王国兵たちは、まさに黄昏れていた。空を見上げ呆然と佇む。

 もはやアンデッドの大群など見ていない。どうなるか理解しているから。


 「世界の終わりだ」


 そう呟いたのは誰だったか。正しくその通りだった。


 ――――――――――――――――――――――――


 「な、なんなのだ、アレは!!」


 「わ、わかりません!!天変地異やも!」


 俺の背後で大騒ぎする大将と軍師がうるせぇ。気が散るんだよ。

 この『神々の黄昏・改』は、俺にとって非常に簡単な魔法だ。元の『神々の黄昏』は巨大な魔法陣を上空に作り出していたから、僅かに集中が乱れただけで巨石が崩れたりしたけど、今回のはいつも連続魔法でやっているように、小石をただ上から下に飛ばしているだけで集中力なんて必要ない。

 だけど、魔法陣は展開し続けなければならない。今も数十個単位で展開し続けている。気が散ると狙いが外れて王国兵へ落ちてしまうかもしれないから、静かにしてほしいものだ。

 しかし、ようやく効果が出始めた。

 最初は狙いを定めるために少しだけ発動したからか効果はほとんどなかったが、今は物凄い量の石がアンデッド軍へと降り注いでいる。

 もし雨が小粒の水ではなく、石だったらこうなるのだろうという光景が目の前に広がっていた。

 激しい轟音が絶え間なく続き、それによって立ち上がる砂煙。それに混じって肉片やら四肢やら内臓などが飛び回っている。

 雨が水で本当によかった。


 「ま、まさか……、これは代表殿がやっておられるのか?!」


 え、今気がついたの?いや、たしかにどんな事をするかって教えてなかったけど、流れでわかるものと……。


 「いえ!あれは天の、いや、女神様がお助けくださったものに違いありません!」


 「いえ、俺ですけど」


 「は?」


 「いや、俺がやってますけど」


 「………馬鹿な!」


 こっちが馬鹿なって叫びたいよ。別に神の恩寵でもなんでも勘違いしてくれて良かったけど、女神だろ?

 ティリフスって知っているからか、反射的に答えちまった。

 なんか俺が来てから軍師がずっと空回りしている感じになってるのは、本当に済まないと思う。


 「信じなくてもいいけど、俺が魔力を流さなければ殲滅は難しいぞ?試しに止めてみようか?」


 「い、いえ……、そのままで」


 とは言っても、あと数分で終わりそうだ。毎秒で数百個の石が叩きつけられているからな。

 アンデッドに当たるかは運だけど、文字通り石の雨だからな。いつかは必ず被弾する。


 「これが魔法……。なんと凄まじい……」


 「本当ならば恐ろしいです。これが王国兵に使われないことを祈るばかりですよ」


 っていうか、軍師はまだ疑っているのか。こういう人っているよなぁ。それにね、既に王国兵の一部には使っちゃってるんだよね。迫力のあるやつを。

 軍師くん、もう口を開かない方がいいんじゃないかな。

 迫力のあるやつといえば元の『神々の黄昏』だが、今回はそれを改良している。

 その理由だが、地形変化が酷かったのが一つ。

 前回使用した跡はクレーターのようになってしまったのだ。街道だったから、かなり迷惑をかけたに違いない。

 わざわざクレーターを避けて遠回りしなければならないからな。

 だが、良かった事もあった。それが観光地化しつつあるということだ。どうやらレッドランスとオーセブルクが金を出し合って慰霊碑を建てたらしく、それに伴って街道も再整備され、人が集まりだしたとか。その収益の一部は、犠牲者の遺族に寄付されているらしい。

 その辺りは本当に良かったなって思っている。

 災い転じてなんとやらだが、そんなのは珍しい事例だろう。さすがに気をつけたほうがいいと思い、今回のように改良したのだ。

 それともう一つ理由があるが……、それは無意味だった。

 いや、正直に言えばわかっていた。

 『神々の黄昏』は改良しようとも使用するのは土属性だ。俺が魔力を止めれば形成が解かれ、砂に戻ってしまう。

 超大型だろうと、大量の小石だろうと使った魔力分の砂が残されるのだ。

 つまり、この魔法を使った後は、一時的な砂漠が出来上がることになる。

 今回も地形変化はそれほど気にならないが、小規模の砂漠は覚悟したほうがいいな。

 ま、時間が経てば風で飛ばされるから、それほど気にしてないけど。

 さて、そろそろ魔力を止めてもいいだろう。

 魔力を止めると、空から石が降らなくなり、雲の輝きも治まっていった。

 舞い上がった砂煙で状況がわからないから、風魔法も使っておく。強すぎると更に砂煙を舞い上げかねないから、手加減も忘れない。

 砂煙が散っていき、戦場の全てが見渡せるぐらいにはなった。

 結果、アンデッドのほとんどは跡形もなかった。

 奇跡的に生き残ったアンデッドは砂の中から、もぞもぞと這い出ようとしているがその数は僅かだ。これぐらいならば兵士たちに任せても問題ないだろう。


 「よし、依頼完了だな。いいな、将軍?」


 「え?あ、はい。代表、いや、冒険者殿とそのパーティは依頼を遂行したのを確認した」


 「では、我々は撤収する。しっかり報告し、きっちり支払いを済ませるように」


 「そ、そのように伝えます」


 「よし!じゃあ、行くわ。まだ数匹生き残っているから、油断するなよ?」


 「はい」


 俺は手を振って戦場を後にした。

 少しすると同じく仕事を終えた仲間たちが、俺に追いついてきた。


 「おー、お疲れー。皆、凄かったぞ」


 俺がこう労うが、皆は困ったように笑うだけだった。

 ん?変なこと言ったかな。本音を言っただけなんだけど……。


 「ありがとうございます。ですが、結局ほとんどの敵はギル様が倒されてますし……」


 ああ、それで微妙な空気だったのか。


 「気にするなよ。役割ってやつだしな」


 「役割、です?」


 「そう。俺は敵に襲われたら大魔法を使うことが出来ない。皆はその時間を稼ぐのが仕事だった。それだけのことだ。今回だって兵士たちを巻き込まないようにするには、皆がいなければ出来なかったことだ。結果、俺がほとんどのアンデッドを殲滅したが、皆がしたも同然なんだよ」


 「ギル様にそう仰って頂ければ、気が楽になります」


 「事実だ」


 俺がこう言うと、ようやく皆が笑ってくれた。可愛らしい屈託のない笑顔。最高だな。

 おっと、皆の笑顔で癒やされている場合じゃない。このまま何気ない会話になりかねないから、今のうちに聞いておかなければ。


 「新しい武器の使い方や戦術はどうだった?」


 俺の質問に最も早く答えたのはリディアだった。


 「桜吹雪、素晴らしいです。武器の切れ味は言うまでもなく、範囲魔法も圧倒的な攻撃力でした。少々不謹慎ですが、魔法演出も綺麗ですし」


 おー、嬉しいことを言ってくれる。俺もやっぱり百花繚乱の演出は好きなんだよ。


 「うん、リディアにピッタリな武器だな」


 俺がこう言うと、なぜかリディアは頬を赤くしてモジモジとした。

 ん、照れたのか?リディアは少し消極的なところがあるからなぁ。もしかしたら、こんな素晴らしい武器を自分が持つ資格はないとか思っていたのかもしれない。


 「キレイ、私にピッタリ……。キレイ、私にピッタリ……。キレイ、私」


 なんかブツブツと言っているが気にしないほうがいいな。聞いてほしくないこともあるだろう。

 他のメンバーにも聞いておかないといけないしな。

 そう思いシギルを見る。


 「シギルは?」


 「アタシのは旦那と一緒に熟考して作った武器ッスからね。予想通りって言っておくッス。あ、でも小型の『パイルバンカー』は排熱が無いのが寂しいッスね」


 「やっぱりか!さすがはシギル、わかってるな。俺も同感だ!!」


 「ッス!」


 俺はシギルとガッチリ握手して、趣味の一致を喜び合う。

 シギルの言う通り、結果は予想出来ていた。避けもせず前進しか能のないアンデッド相手に、貫通力のあるミニガンを撃ったようなものだしな。

 ぶっちゃけ、魔力さえあればシギルだけでも殲滅できたはずだ。

 うん、中々汎用性のある武器なんじゃないか?言うことなしだ。

 次はエリーかな。


 「エリーは?」


 「ん、持ち替え面倒」


 持ち替え……。ああ、プールストーンと槍の持ち替えか。

 たしかに、一度槍をどっかに置かなければならないからな。今回は槍を側の地面に突き刺して、プールストーンに持ち替えて使用していたな。

 地面が土じゃなければもっと面倒だろうな。


 「他には?」


 「それ以外は良い効果」


 エリーのライトニングスピアは、普通に使用しても前方への範囲攻撃だ。しかし、今回は水を使うことで任意の範囲を感電させた。

 扱いを間違えたり、ミスしたりすると自分も感電してしまう代物だが、それさえなければ非常に使いやすい武器だろう。


 「じゃあ今度、槍から水だせるようにするか?」


 「いいの?」


 「それぐらい問題ないよ。エリーが使いやすいように改良していこうな」


 「ん」


 よし、エリーも概ね良好な結果だった。

 あとは……。


 「ウチとエルコンビやね!!」


 うっさいのだ。うっさいのと、かわいいのコンビだ。

 とりあえず、うっさいのは無視するとして、まずはエルだな。


 「エルは問題なかったか?」


 「エルは、ほとんどやってない、です」


 「エルの武器は完成されているからな。皆が持つ武器の中で唯一万能型と言って良い。今回は火を付けるのが役目だっただけだよ」


 もちろん本音だ。エルは自身の能力と相まって、クロスボウの汎用性が異常なほど高い。中距離武器であるにもかかわらず、超遠距離射撃。さらに爆裂矢で防御力無視。

 自分が視認できない位置から、防御無視攻撃が来ると思うとゾッとする。


 「はい、です。でも、みんなみたいに、一度にいっぱい倒してみたい、です」


 随分アグレッシブね。範囲攻撃のような殲滅力が欲しいとか。

 んー、今のままでも前方に関しては範囲攻撃できるはずだけど、エルが言いたいのこういうことじゃないだろうな。

 エルは魔法の修行も続けている。

 今では自分で鉄のボルトを作り出し、それを風魔法で補助をかけて貫通力のある射撃すらできるようになっている。

 それだけでも10人くらいをまとめてぶち抜けるのだ。当然、そのことはエルも理解出来ているはずだ。

 しかし、エルが言いたいのは、今以上の殲滅力がある攻撃をできるようになりたいってこと。

 つまり、派手さが足りないってことだな!うむ、そういうことだろう!


 「わかった!派手なのを考えておく!」


 「?はい、です」


 ふむふむ、エルもわかってきているな。これが成長ってやつか。

 ………さて、最後だが……。

 チラリとティリフスに視線をやる。

 俺に無視されていじけているのか、両手の人差し指をカッツンカッツン当てている。

 体が金属だと、いじけてても攻撃的な音を出すんだな。仕方ない。聞いてやるか。


 「えーっと、ティリフス。お前は今回最優秀賞だ」


 「え?!」


 「足止めに最も適した魔法だったな」


 ティリフスが使った蔦の魔法は、全部ティリフスが自分で考えて決めたのだ。

 俺は普通の蔦で足止めし、エルが早撃ちで倒していくというのを提案した。だが逆に、爆裂矢を一本使うだけで大量に殲滅できる、特殊な蔦を魔法で作り出すというティリフスの案を採用したぐらいだ。

 俺がその特殊な蔦の存在を知らなかったのもあるけど、それを知っていたティリフスの知識を褒めるべきだろう。


 「そ、そやろ?」


 「ああ、完璧だったぞ」


 「う、うん。なんか、普通に褒められると気が狂うわ」


 調子じゃないんだ。


 「ほんとにな。これからもその知識で俺を含め、皆を助けて欲しい」


 「うん!」


 声だけは可愛いのに。ゴツい全身鎧が豪快なガッツポーズをしているようにしか見えん。これから闘技場にでも出場しそうだな。

 さて全員に聞いたが、今回も概ね良好だったな。いつも行き当りばったり、綱渡り状態だけど無事生き残れてよかった。

 皆の意見を整理していると、仲間たちは緊張がほぐれたのか各々会話をしだし、それが聞こえてきた。


 「でも、兵士さんたち、あのままで良かった、です?」


 「怪我人のことを言ってるんか?」


 「はい、です」


 どうやらエルはまだ王国兵の怪我人を気にしているようだ。

 俺としては、知ったことではないと考えている。人でなしのように思われようが、勝手に戦争をしているのは王国だしな。

 もちろん、王国兵にとっても王が勝手に始めた戦争だけど、それでもやっぱり知ったことではない。まずは革命でも起こして、王を打ち倒すことを考えろと叱りつけたいぐらいだ。

 ま、皆にはこんなこと言えないが。


 「エル、アタシたちが出来ることはやったッスよ。戦は終わったんスから、後はゆっくり治療できる。だから、気にしなくて良いんスよ」


 シギルは俺と考えが似ている。俺よりは人情もあるし、正常な心を持っているが、この事に関しては俺と同意見のようだ。


 「はい……、です」


 「それよりアタシが気になるのは、敵の方ッスね」


 「ナカン」


 エリーも同様に気にしていたのか、答える速度が速い。


 「そうッス。ほぼ犠牲は魔物ッスからね。いったいあちらの王様はどう思ってるんスかね?」


 「ほくそ笑んでるのとちゃう?痛手はなし。戦争の続行も可能やし」


 「………」


 ティリフスの話を聞いているリディアが、わずかに表情を曇らせている。

 今は国の名も違うが、リディアにとっては故郷だ。気にせずにはいられないのだろう。

 それにシギル。リディアの境遇を知っているから、俺に聞こえるように話しているな。まるで「旦那、どうするんスか?」と聞かれているようだ。まったく、策士だな。


 「……まあ、関係ないッスね」


 俺が何も言わないからか、シギルはこの話題を終わらせる。

 リディアに直接どうするか聞かないのは、シギルなりの優しさだろうな。

 リディアにとって、もはや自分の国でもないし、自分に関係のある生き残りはいないだろう。だが、それでもリディアは気にしているはずだ。

 でも、国は捨てましたと俺に付いてきたリディアから、俺に提案することは出来ない。

 シギルはリディアの代わりに話題として話したのだ。

 ……ったく、わかってるよ。


 「んで、依頼を終えて大金がっぽり稼いだけど、このまま帰るん?それとも自由都市に戻るんか?」


 元々自由都市には飛空艇を作るために赴いた。だけど、街をゆっくり見ることが出来たのは仲間たちだけだ。

 それにあの日数では全てを観光できなかっただろう。だからもう一度戻って、少しゆっくりするのかとティリフスは聞いているのだ。

 まあ、俺もそうしたいけど、そうも言っていられないだろう。もう一仕事だな。


 「いや、向かうのはナカン共和国。このままブルートってヴァンパイアを倒す」


 俺の宣言にリディアは驚くが、それ以外の仲間たちはニヤニヤと笑っていた。

 やっぱり俺に決断させるために、密かに示し合わせていたようだ。

 ほんと、仲間思いな奴らだ。今回はノッてやろう。

 じゃあ、ヴァンパイア退治をしに行くかぁ。

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