製薬会社編1
車に乗りアイと二人で製薬会社に向かう。
俺が運転席に座りアイが助手席に座っている。
アイの家族が無事である事を願う。
今から向かうのは世界的に有名な外資系製薬会社ストーンズである。
なんでもすごい薬を開発して近年急激に有名になった会社である。
そのすごい薬がナツミの薬だとは思っていなかった。
ここで製薬会社の人とコネクションを持てればナツミの薬も解消できるのではないか?
そんな甘い考えを少しはもってもいいだろうが、期待はしない様にしておこう。
・・・・。
ゴーレムの群れで迂回したり道路が封鎖されていたりと時間はかかったが製薬会社にたどり着いた。
ここはまるで要塞の様なつくりとなっていている。
車に乗ったまま、会社に近付こうとすると拡声器から声が聞こえた。
拡声器「そこの車ここら立ち去りなさい。立ち去らなない場合は発砲します。」
俺は慌てて車を止め、俺達は車から降りる。
アイは息を吸い込むと大きな声で拡声器の方に叫んだ。
アイ「私はコンノアイと言います。ストーンズ製薬会社日本支社長のコンノケンゾウの娘です。」
拡声器「・・・・確認いたしますので少々お待ちください。」
俺達は車の中でしばらく応答を待った。
拡声器「・・・・許可が下りました。そのまま進んでください。」
車が前に進み始めると駐車場に続く扉が開き、中にはジープやパトカーといった車が止まっていた。
車を止め、会社の中に続くドアに入るとそこには白衣を着た男性と迷彩服を着た男性が武装して立っている。
コンノ支社長「アイ!」
コンノ支社長はアイを見るとドアを突き破って出てくるように駆け寄ってきた。
アイ「父さん!」
コンノ支社長「無事でよかった!どこも怪我していないか?」
アイ「うん。ヒカルさんが守ってくれたの。」
コンノ支社長「君、娘を守ってくれてありがとう。ゆっくりしていきなさい。」
コンノ社長は俺に握手を求めてきた。
ヒカル「ありがとうございます。」
そう答えながら手を握ろうとしたのだが、コンノ支社長の手を握った瞬間、俺の体に電撃が走ったような痛みを感じ、意識を失った。




