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三好四兄弟

作者:いつみともあき
第一章 三好四兄弟
 三好四兄弟は、無念の最期を遂げた父元長の屈辱を雪ぐため、それぞれの能力を活かして天下に覇を唱えつつあった。
 安宅冬康は、淡路水軍を持つ安宅氏に養子に入った。瀬戸内の海賊態であった安宅軍を、立派な水軍に変えようと頑張っていた。
弟の一存は讃岐の十河氏に養子に入り、次兄の義賢は阿波を守り、長男の長慶は畿内で勢力を伸ばしていた

第二章 榎並・江口の戦い 
 榎並・江口の戦で、兄弟たちは細川晴元を撃破。父の仇である三好政長を討ち取った。

第三章 入京 
 一五四九年七月に兄弟三人で入京。得意の絶頂である。
 将軍義輝らを坂本に撤退させる。事実上、三好長慶が京都の主となった。
 
第四章 義輝の影
 一五五一年三月、長慶が暗殺されそうになる。その際、松永久秀に長慶が救われた。
以降、松永久秀を長慶が重用するようになっていく。
 一五五二年正月、義輝と和睦し、長慶は御供衆になる。

第五章 三好政権
 一五五三年三月、義輝と決裂し戦闘になる。義輝が朽木へ逃亡した。京都を三好家が実効支配し始める。
  
第六章 内外の暗雲  
 一五五八年五月、義輝と戦闘。十一月には講和し、京都を明け渡す。
講和の際、長慶と久秀、兄弟三人の意見が真っ二つに分かれた。
 
第七章 去りゆく者たち
 一五六一年、有馬で病気療養中の十河一存が死亡した。一存の死に不審があり、冬康は探りを入れた。久秀の暗殺という確信を持つに至る。
 一五六二年、和泉久米田の戦い。三好義賢が敗死した。
 二人の弟を亡くした長慶は、鬱ぎ込むことが多くなる。
 加えて、長慶の愛妻である富美も病に倒れ、死亡した。
 長慶の病を利用して、久秀が三好家の権力を握ろうと画策する。
冬康は阻止しようと動く。
 一五六三年八月には長慶の嫡子である義興が、死亡した。
冬康は立て直そうと努力し、周囲の信望を集めた。
 
第八章 兄と弟
 心身の異常がひどい長慶は、久秀から提示された義興暗殺の証拠を信じ、冬康を詮議するため飯盛城に呼び出した。冬康も必死に弁明し、一時は兄弟の心が通うかに思えた。
 しかし、久秀の策に長慶の心が壊れ掛け、冬康に切腹を命じる。

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