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FORSE  作者: 巫 夏希
『人間は、人間らしく。』――レイザリー王国首都市街地戦
45/207

行間 Ⅰ

透明病、というのを知っているだろうか。


初めは風邪に似た症状を起こし、その後末端から体が透明になっていく。


――そして、やがては完全に肉体が消失してしまうのだ。


原因は解っておらず、今も一千万人の人が苦しんでいるという。


対処法と言えばただひとつ。毒を吸い取ることに限る。


ただし毒を吸い取る、と言っても、機械を用いるのではない。


かつて、吸収と排出を自由に操る能力の人間がいた。それも遠い昔の為、伝承に過ぎないのだが。


その人間の子孫――正確にはそうといわれている人間は排出こそ出来ないがどんな物質でも吸収することができる。


ただし、その物質の保管は、能力者の体内、だ。


例外は、ない。


その能力者は『シスター』と呼ばれ、自分たちのことを『シスター部隊』と呼んでいる。


一度透明病に蝕まれた体は例え毒を抜ききっても正常な肉体となるとはいえない。


即ち、そういうことなのだ。


さて。


あの二人はどう立ち向かう?

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