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FORSE  作者: 巫 夏希
『人間は、人間らしく。』――レイザリー王国首都市街地戦
32/207

そのヒュロルフタームはヴァリヤーを手のひらに乗せて、ウオオオオオン、と“雄叫びのような音”を出した。


その衝撃波にリーフガットは思わず足がすくんだ。


「……まさか、ヒュロルフタームをも操っていたなんて!!」


「ヒュロルフターム・プロジェクトの創始メンバーであった私を見くびってもらっちゃ困るなぁ」


ヴァリヤーはそう言って、コックピットの中に入っていく。


そして今度は、その声がヒュロルフタームに内蔵されている拡声器から発せられた。


「今まではこれを封印していたが……。もう我慢が出来ぬ……!! こいつを使ってレイザリーを中からつぶし、私だけの国家を作り上げる……!!」


「……そんなこと、ほんとうに出来るとお思いで?」


リーフガットは乱れた髪と服装を整えながら、さも戦場ではない、ここは日常空間であることを意識した上で言った。


「私にはヒュロルフタームを倒す馬鹿野郎どもがいましてね」


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