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FORSE  作者: 巫 夏希
『人は何の為に生きていくのか?』――ジャパニア二次空白化作戦
181/207

オリジナルフォーズの登場は少なくとも全世界に衝撃を走らせた。


神殿協会の最後の切り札である、それは今最終決戦の地、ジャパニアへと辿り着いていたのだった――。





その頃サリドたちもジャパニアへと辿り着いていた。


「……ここがジャパニアか……」


サリドはヒュロルフターム・クーチェから降りて、外を見た。


「にしてもまさかヒュロルフタームのコックピットに乗って移動することになるとは……、ある意味貴重な経験だけど」


グラムも続いて降りてきたがその様子は芳しくはない。


「意外と快適だったでしょう? 外があまり見えなかっただけで。……ステルスで来たから見つかる心配もないし」


「だからってなんでリリーのヒュロルフタームに集中するのよーっ!! ヒュロルフタームは二台あるんだから分けなさいよっ!!」


ずかずかともうひとつのヒュロルフタームからノータ――フランシスカが降りてきた。


「やぁ、フランシスカ。どうしたんだい、そんな顔して?」


「あんたは、なんなの! 全て解っていた癖にその言葉! あぁ~っ! イライラする!」


「……牛乳飲む?」


「うるさい! リリーも何よ! 私にはあるものが突出してないとでも言いたいの?! いいわよねー。ロリ巨乳だなんて需要ありありじゃない。どーせ私はロリで貧乳の幼児体型ですよーだ!!」


フランシスカはそう言いながら砂浜に『キョニュウヨホロベ』と指で延々と書いていた。


「いや……別にその体型はいいと思うよ。スレンダーだし、僕は魅力的な身体だと思うなぁ」


「何よっ……。この……ロリコンっ!!」


刹那、フランシスカの拳がサリドの頭蓋に命中した。

次回更新:03/07予定

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