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FORSE  作者: 巫 夏希
『世界を、変えるのは我々だ』――ディガゼノン聖軍討伐戦
135/207

『今日の王都は快晴です。場所によっては30度を上回るところもあり、21日連続の真夏日になります……』


ラジオのアナウンサーが言うはっきりとした声がカーステレオを改良したラジオから多少のノイズを含めて聞こえていた。



「五人目のノータですって?」


リーフガットは今唐突に告げられたことを復唱していた。


「えぇ。今や神殿協会の『必要悪宣言』が採択されているから、ヒュロルフタームもノータも増やす必要があるの。現在の計画だと六号機まであったヒュロルフタームも十号機までに増設するらしいし」


ライズウェルトは書類とパソコンを交互ににらめっこして、言った。


「ヒュロルフターム一機作るのに国家が傾くぐらいのお金が必要なのに、その四倍かー。うちらの昇給もこれじゃまだまだ先ね」


「そう悲観する事態かしら? これまで以上に戦争が早く終わると思えば楽じゃない?」


「そうなんだけどねー……」


リーフガットはコーヒーを一口飲み、呟いた。


「ま、とりあえず決まったらまずは一週間程の訓練もあるし、ひとまずは忙しくなるんでしょうね」


「それがもう……決まっているとしたら……、どうする?」


ライズウェルトは意味深な答えを告げた。


「それ……。どういうこと?」


リーフガットはその言葉を聞いてただ驚くことしか出来なかった。


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