プロローグ
初めて書いて見たので出来は悪いかもしれません
『転生特殊特典スキル《ガチャ》を実行しますか?』
………さて、どうして俺がこんな状況になっているか?んなもん俺が知りたいわ!!
ことの始まりは2時間程前に遡る
◆◇◆◇◆◇◆
「神楽〜、今日三者面談で4時限終わりなんだしどっかゲーセン行かね?」
「翔大から誘って来るなんて珍しいな、なんかあったのか?」
「いんや?今日家に誰も居ないうえに鍵もってくるの忘れたから適当に時間を潰そうと思って」
「あー、なるほどね。いいよ。俺の面談明日だし」
「よっしゃ。決まったしはよ行こ」
「分かったからそんなに引っ張んなって!!」
そう俺の親友である翔大は良い奴なんだが少し……いや、かなり強引な面がある
そのうえ力がめちゃくちゃ強い。多分本気で引っ張られたら腕がもげる。
そして1時間程遊んだ頃に翔大のスマホが鳴った
「あ、わり、電話だ」
「おう、俺に気にしなくていいからはよ出ろ」
「うい」
そして2分程すると電話が終わった翔大が親が帰って来たので帰ると言ったので今日はそこで解散になった。
「俺も家に帰るか」
1人小さくつぶやき、歩き出した。
はぁ~、こっから家遠いんだよなぁ……等と思っていた頃、俺は異常に気付いた。
スクランブル交差点があるのだが、そこがいつもよりとても混み合っているのだ。
いや~、めっちゃ気になったよね。
人混みをかき分けながら進んで行くと、なんとびっくり
女の子が道路のど真ん中でうずくまっているの。しかもかなりスピードを出したトラックが突っ込んでくるし。
気付いたら身体が勝手に動き出してたよね。
世界が止まって見えた。ありえないほどに周りが見える。驚く程に頭が冴える。いつもは働かねぇポンコツのくせに、こーゆー時だけ働くのほんとになんなん?
「抱えるのは無理……か」
勢いに乗った身体で女の子を歩道まで突き飛ばした。
お嬢ちゃんごめん、足怪我させたかもしれない。まぁ人混みのあるところに突き飛ばしたから誰かが反射でキャッチしてくれたかもね。
もうすぐそこまでトラックが迫って来ている。5メートルぐらいかな?
最後周りを見てみると人の色々な感情が見えた。1番多かったのはやはり驚愕だ。
こんなことを考えている内にトラックとの距離は3メートル。
そんなこと考えてる暇があったら逃げろって?逃げれるなら逃げたいわ!!
でもここに走ってくる途中変にバランス崩したせいで身体動かないんだよネ。
抱えることが出来なかった理由でもある。
まーこんなアホみたいなこと考えててもトラックとの距離は1メートル。いや~流れる時間がほんとに止まってるように感じるよ。これがゾーンってやつ?
最後にもう一度、突き飛ばしてしまった女の子の方を見ると、女の子の横に女性がいた。顔立ちが似ていることから母親だろう。
女の子の母親は泣きながら、申し訳なさ、そして娘を助けてくれたことへの感謝を表情に出していた。
作者のように普段勉強もあまりやらずにアニメばっかり観て、授業中(自習時)は読書ばっかりしていた日陰に生きる陰キャオタクでも感謝されながら死ぬのなら、悪くない終わり方だ。
でも、作者のように運動が全く出来ない運動不足の引きこもりでもあんなに動けたのな。
そんなアホなことを考えながら十六夜神楽の人生は幕を閉じた
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