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なんでやねんと歌姫は笑った。  作者: 烏有
第1章
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第10話 ご機嫌な朝食


第9話も同時に投稿してます。先にそちらを読んでください。



いつもより早く起きてカレーを朝食べる分だけ温める。

昨夜、皿に移して鍋は洗っておいた。その後またカレーに合わせるものがないのを思い出して慌ててコンビニに食パンを買いに行った。

一晩置いて少し粘度があがったカレールーは食パンに乗せても溢れることない。

昨日のカレーライスも絶品だったが、カレーパンも負けていない。寝起きではあったが、しっかりと食べることができた。今日は一日元気に過ごせそうだ。

学校に行く準備を済ませて、鍋を紙袋に入れた。

家を出て、隣のチャイムを鳴らそうとして思い留まる。

朝からチャイムは非常識だろうか。考え直して鍋は一度持ち帰った。夕方もう一度訪れよう。今日も雨ではあるが、いつもより満足感のある腹具合ゆえにか足取りは軽かった。



「おはよー。時人ー。」

もう少しでチャイムが鳴る時間だが、今日は遅刻しなかったようだ。

自分の席に荷物を置いてそのままこちらに向かってくる。

「おはよう。今日は速いな。」

「流石に遅刻続くと怒られるからなあ。」

そのままチラッと隣の空席を見た。

「あれ長月さんまだ来てないじゃん。」

「確かに。珍しいな。」

話しているとチャイムがなった。とほぼ同時に彼女が教室に入ってきた。

どうやら急いできたらしく、肩で息をしていた。

「おはよう長月さん。これこそギリギリセーフ。ってやつ?」

彼女が席に荷物を置くのを見ながら、そう言って竜がカラカラと笑った。

「……おはよう……ございます。」

竜が笑っているのを気にしてないのか、気にする暇もないのか、息も絶え絶えにこちらに挨拶をした。

「おはよう長月。」

挨拶を返したタイミングで担任が教室に入ってきた。

「あれ……。まあいいや、またあとでー。」

竜はなにか言いたそうだったが仕方なさそうに席に戻っていった。




ニ話分投稿してます。下書きを少ない時間で書き直したので誤字脱字あれば教えていただけると幸いです。

明日も更新できるようにがんばります。

評価やブックマークなどあると私も喜びます。

PVとかも見てます、日々の癒やしです。いつもありがとうございます。


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