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プロローグ ただ寝てただけなのに

初めまして黒雹です。

恐らく毎日投稿するはずなのでよかったら呼んでください。

突然だが皆は「異世界」って言うものを信じたことはあるか?みんな知らないと思うから教えてやる。答えは”Yes “だ。


「何馬鹿な事を言ってるんだ。お前はいつまで中2なんだ?」って思うだろう。


じゃあ俺の眼前に迫るこの醜い顔をした緑色の肌を持つ二足歩行している生物はなんなんだ?!

うん?なになに?誰かがコスプレした?

な訳ないだろうハリウッドの特種メイクでもこんなに酷くはならない。あれを見たら世の中のどんな女も絶世の美女に見えるぜ。

というかついさっきまで教室にいたはずなのになんでこんな大草原に飛ばされてんだよ!

どうせ授業がつまらなくて転寝でもしてたんだろう?夢で痛覚があったら人間とっくに全滅しとるわ!


…あかん。そんなこと考えてたら目の前の地球外生命体が棍棒を俺の頭目掛けて勢いよく振り下ろしてきた。突然頭の中に色々な記憶が蘇ってくる。ああ、これが走馬灯ってやつか。転移したら目の前にゴブリンがいたなんて俺はなんでついていないんだ

享年3分になるのか。カップラーメンができた瞬間に俺はこの世にいないってことか

どうしてこんなことになったんだろう?

- - -

確か社会の授業中先生が催眠術(暗記の問題)をかけられたからつい寝てしまった。

30分ぐらい経った時だっただろうか、いきなり何かで叩かれて児童虐待とか考えながら周りを見るとゴブリンの顔が目の前にあった。

俺も俺でパニックになったがゴブリンもパニックになったらしい。

俺とゴブリンは互いを見つめ合い熱烈な愛を確かめ…

合う訳ではなく棍棒で殴られた。

目の前にいるのがオークじゃ無くて良かったよ。危うく婿にいけなくなるところだった。

けど俺はゴブリン程度余裕で勝てると思った。何故って?異世界転移=チートだろ!

って思ってたからだ。

で、殴りかかった結果ボコボコにされて今に至るという訳だ。

あーあチートでハーレム作りたかったのにな。

そんなどうでもいい事を考えていたら棍棒が俺の頭に当たった。

      ぐごぅギャビ


こうして俺は異世界での生活を満喫する事なく転移した瞬間にあっけなく殺されたのであった。



ん?あれ?いつまで経っても痛みが来ない


「おあそこのゴブリンに殺されかけてた男いつまで地面に這いつくばっているつもりだ。」


「ほけ?」


「何情けない声出してんだ。軟弱者め。そんなに地面が恋しいのか?」


「…ぷっ!・・・ゴホンゴホン。

いや〜お姉さんちょっと厨二病が過ぎたようですね。コスプレ好きですか?まさかこの時代にこんな貴…ちょ…うな人に?え?

なんでそんな可哀想な目で見るんですか!

僕なんか間違った事言いました?」


「いや、冒険者のことも知らないのかと思ってな。どこの田舎から来た?というか金すら持っていないのか?まさか金が辺境過ぎて流通していないのか?」と笑いを噛み殺しながら言ってきた。


「あー、一応埼玉県の宮原という大都会に住んでいるんですけど?」

(この物語は出てくる地名などは実際とは異なりますのでディスってる訳ではありません。どうかご容赦を)

次の駅に大宮があるから嘘ではない。

いや、宮原には畑しかないんだけどね。

…すみません調子に乗りました。宮原はド田舎です。


「さいたま?どこだそこは?そんな地名この王国にはないぞ?」


…あ、言われて思い出した。ここゴブリンがいるんだった。

で、俺は項垂れた。制服にどす黒く、猛烈な臭いを放つ液体が塗りたくられていた。

これがあの生き物の血だと行くことに気がつき…

- - -

知らない天井だ。

「やっと起きたか、軟弱者め。貴様まさか

魔物の血を見たことがないのか?」

「あ、はい。田舎から来たものでそのような物は見たことありません。助けて頂き有り難うございました。」

「よく今まで生き延びてきたな」

まぁ、魔物なんて殺さなくても生きていける世界にいたからね。

「まぁいい。身分証明書を発行するからついてこい。」

「ありがとうございます」

そう言ってベットから起き上がる。

ん?なんか身体がスースーする。

まあ、気のせいか。そしてドアノブを開こうとすると、

「貴様っ!服も着ずにどこに行くつもりだ

ここは私の家だぞ!そのまま外に出たら悪評が広まるだろ!」

……へ?


服を着てない?いやいやそんなことある訳ナイヨネ?あ、全裸でした。もうお婿に行けない…(二回目)

「これ!服を着ろ!お前はどんな田舎にいたらそうなるんだ。お前は裸族か何かか」

「はひ、すみません」

服を着てドアノブを開ける。

ここから俺の英雄譚が始まった!


….開かない。全体重をかけて押す。


「…何をやっている。それは引いて開けるドアだ。」


… さっきのは無かったことに…

してもらえません?

- - -


「ここが商人ギルドだ。」

え?普通こういう時は冒険者ギルドに行くものじゃないの?

「えーっと冒険者になりたいのですが…」


「寝言は寝て言え」


そんな可哀想な子供を見る目で見ないでください。ボクナイチャイソウ、、、


「あら、メイプルじゃない。こんなところで会うなんて珍しいわね。そっちの子は

あなたの彼氏?」


「彼氏な訳ないじゃないか。ここにきたのはこいつの身分証明書を作るために来た。それなのにこいつはゴブリンすら倒せないのに冒険者ギルドに行きたいって言ってるんだ。どうすればいい?」


「いかせてあげればいいじゃない。別にあんたパーティクビにされて今暇じゃない」


どうやら俺の世話をしてくれた人はメイプルって言うらしい。もっとゴツそうな名前だと思ったのにちょっと面白い。

横を見るともう1人の女の人と言い争っている。

お、話がまとまったみたいだ。


「私についてこい。冒険者ギルドに連れて行ってやる。」


よっっつしゃー!!


- - -


「そういえばお前ステータスってどんな感じなんだ?」


流石異世界ステータスなんてあるのか。

では早速見てみよう。

「ステータスオープン!!!

       …………… あれ?」


「貴様ステータスの開き方も分からんのか

頭の中で念じればいいだけだ。声に出す必要などない。」


おお〜なんか白いプレートが目の前に出てきた。まぁ俺は転移してきたし?めっちゃステータス高いチートなんだろうな〜。


「どうだできたか?ってなんで顔してんだ

            気持ち悪い。」


や、そりゃにやけるだろ。だってステータスだぜ?まぁいいや、俺のステータスは、


名前:立花 瑠衣


性別: 男


職業:未選択

冒険者・勇者・賢者・村人・ニート・

引きこもり・悪党・不良・番長・暗殺者

より選択可


スキル:未選択(転移・転生者のみ選択可)

鑑定眼・吸収・全属性魔法適性・ガチャ・

状態異常無効化・狂化・ハーレム・統合・

身体能力強化・自動回復・即死・液体化・

超回避・検索・食材調達・料理・銃生産・

…などより3つ選択可(残り選択数3)


レベル1


体力:300/300


魔力:職業により変動


防御力: 職業により変動


回避力: 職業により変動


- - -


こんな感じだ。職業で最初の三個はマシだよ?だけどそれ以外酷過ぎない?ニートとかさ。

どうしよう?

ん?1番下に暗殺者っていうのがある。それにしようかな?確死スキルとかもらえそうだし。

≪おめでとうございます。あなたは隠しスキルを発見しました。どれか一つを無料で贈呈させて頂きます。また、2ndjobを解放させて頂きました。スキルは以下より選択可

・全世界万能辞書

全てのことが調べれば出てくる。地球の知識も有り。

・神眼

相手の能力や、物事の真偽を確かめることができる。また、視野が大きく広がり、最大で15秒先の未来を見ることができる。

・死神

自分よりレベルが低い相手は即死させられる。殺した相手の能力を思うままに使うことができる。殺した相手を僕にすることもできる。

・剣聖

剣の扱いが上手くなり、他人から慕われやすくなる。剣に関してのスキルを全て使え

レベルが上がる剣に関するスキルを作ることができる。

・不屈

レベルが上がりにくくなるがあがった時の喜びと全能力が通常の5倍上がる。また、精神攻撃が効かなくなる。

貴方が良いスキルの使い手でありますように≫


あ、勘違い有り難うございます!!

マジでありがたい。では早速選ぶとするか



コロナですることがなくなった。

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