8-ならば生活保護を受給しよう
原則として、少しでも財産があれば、生活保護は受給できません。
売れば200万程度の家でも、持ち家がある限りは、申請しても無駄です。
それ以前に、生活保護に頼ろうとは、考えたことがありません。
だからといって、受給者に対して悪い感情は抱いていません。
生活保護を受給しながら、パチンコをやろうがベンツを乗り回そうが、別に構いません。
生活保護で支給される額が、最低賃金より多いことは、たしかに問題です。
しかし怒り狂うぐらいなら、さっさと仕事をやめて、受給者になるべきです。
仕事をやめないのは、お金に替えられない価値を、そこに認めているからでしょう。
ならば不平を言う理由がありません。
もしくは生活保護を受給するほどの才覚も持たないのかもしれません。
知り合いの話では、弁護士に10万円払えば、受給申請が必ず通るようにしてもらえるそうです。
10万ぐらいなら、すぐに元が取れます。
ただし真偽の程は知りません。
どっちにしろ弁護士は美味しい商売です。
「働かざるもの食うべからず」という言葉があります。
もっぱら生活保護を攻撃するとき使われますが、元来は株やFXで儲けている人を批判する言葉です。
現在では株やFXで儲けるのが、むしろ美徳とされているところに、時代の流れを感じます。
それはともかく、この言葉は必ずしも正しくありません。
先述のとおり、今では生産力が過剰になり、いらないものが市場に溢れているからです。
経済を回すには、生産しなくても消費する人が必要になります。
乗数理論に従えば、パチンコだって悪いことではありません。
パチンコ業界の人が金を稼げば、それだけ消費や投資が拡大します。
結果的に日本全体の景気が良くなります。
フローさえ拡大すれば良いのなら、生活保護費を何に使おうが、すべて社会貢献です。
手厚い生活保護は勤労意欲を削ぐという批判もあります。
働きたくない人は、働かなくて結構です。
現在の生産力があれば、働きたい人だけが働いても、食うだけなら充分に賄えるでしょう。
賄えなくなったら、また働けば良いだけです。
もちろん経済成長率は鈍化します。
そのかわり生活は楽になります。
日本が先進国になれたのは、国民が勤勉に働いたためと言われています。
まあ間違いではないでしょう。
しかし先進国になったからといって、特別なメリットはありません。
「自分は先進国の国民だ」と自慢できることぐらいです。
それと引き換えに、難民を押しつけられたり、厳しい環境基準を守らされたり、数々のデメリットを耐え忍ばなければなりません。
数年前の○藝○秋のサブタイトルに曰く、「日本をギリシャにせぬために」。
いくらなんでもギリシャに失礼です。
美味いものを食って美味い酒を飲み、いい女とセックスしているのだから、むしろギリシャ人になりたいぐらいです。
借金なんか返す必要はありません。
貸した金が返ってこなくて餓死した人はありませんが、金が借りられなくて首を吊った人は山ほどいます。
金は持っている人が払えば良いのです。
豊かな国の貧しい国民より、貧しい国の豊かな国民のほうが幸福です。
ネットゲーマーの大半は無課金ユーザーです。
それでも経営が成り立つような構造になっています。
もちろん重課金は大切なお客様であり、多くの特典が与えられます。
しかし無課金や軽課金が役立たずというわけではありません。
彼らの支持は人気を維持する大切な要素であり、フリーライドも立派な貢献になっています。
そういう経済社会を実現できないという理屈はありません。