2-光熱費 1か月3500円
水道料金は市町村によって大きな差があります。
現在の住所地では、上下水道込みで、1か月あたり1500円ほどです。全国的に見ると、かなり安いほうなので助かっています。
ガーデニングでも趣味にしていない限り、普通に一人暮らしをしていれば、基本料金よりも多くなることはありません。
上水道は井戸水を使うとか、雨水を濾過するとかで代用できますが、少なくとも都市部では、そこまでする必要はありません。
下水処理は法規制があるだけ、上水道より面倒です。勝手に自己処理することはできません。公共下水があるなら、素直に利用したほうが安くつきます。
調理や入浴にはガスを使用しています。ガスは基本料金の割合が高く、使用量が少ないと割高に感じられます。しかしオール電化は初期費用がかかり、給湯器のランニングコストも高くなります(機械のメンテ費用も含めて)。
一般にプロパンガスは都市ガスより料金が高めです。ただし都市ガスも、会社によって料金に差があります。
最も安価なエネルギーは灯油ですが、灯油コンロや灯油風呂を扱っている店は、都市部ではあまり見かけません。
朝晩の洗顔や食器洗いには、真冬でも水を使います。
ガスを最も消費するのは風呂なので、入浴の回数を減らしています。特別に体が汚れるようなことがなければ、4日に1回が目安です。
刑務所では週に2回と言われているので、それより非文化的な生活です。
ただ肉体労働をしないし、低栄養のせいで代謝が低いため、汗や垢もあまり出ません。う○こも4日に1度ぐらいしか出ないので、特に困ったことはありません。
さすがに汗をかく真夏の時期は、水のシャワーを毎日浴びています。
冬は水温が低いため、ガスの使用量も多くなります。それでも1か月1500円程度に収まります。
電気代は通常、月に500円以内です。
電気を食うのはノートパソコンと冷蔵庫ぐらいです。
テレビはありません。ラジオはつけっ放しにしておいても、電気代はほとんどかかりません。
基本的に照明器具は使用しません。朝日が昇れば起き、夕日が沈めば寝ます。
冬は布団に入っていないと寒いこともあって、活動時間が短くなりがちです。以前は夕方5時に寝て、朝9時に起きていたこともありました。
さすがに今では真冬でも、1日に10~12時間程度は活動しています。
冷房器具は銀行でもらった団扇ひとつです。エアコンはおろか、扇風機もありません。夏は家の中では裸族になっています。
暖房器具もありません。冬は室内でもダウンジャケットを脱げません。
ただし低血圧で極端な冷え性のため、爪先が冷えて眠れず、電気アンカだけは使用しています。一晩中使っても、電気代は5円程度です。
12月から3月頃まで、1日の最高気温が10度以下のときは、冷蔵庫の電源を抜いています。屋内も屋外も気温が変わらないからです。むしろ日が当たらないだけ、屋内のほうが寒いこともあります。
2016年の1月寒波で、家中の水道が丸2日間完全に凍結し、3日目には水道管が破裂して、トイレにも行けない状態が続きました。このとき、発作的に電気ストーブを買ってしまったおかげで、1か月の電気代が1000円に達し、帳尻合わせに難儀しています。