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僕の彼女は僕をどんどんダメにする!

作者: 七瀬
掲載日:2026/08/12





”僕の彼女は僕をどんどんダメにする!“




僕の彼女は僕にやたらと甘い!

僕が彼女に何を言っても許してくれる。

まあ、遊び好きの男ならそんな男に甘い彼女は最高なのだろう。

でも僕は別に遊び人でもないし、彼女以外の女の子と遊びたい訳じゃない!

”ただ僕は彼女がどこまで僕がする事を許してくれるのかを知りたいだけ。”

だから度々僕は彼女を困らせるような事をあえてするようにしていた。



『”ねえ來未?“』

『ううん、何?』

『”あのさ、凄く言いにくいんだけど僕さ、一度だけ浮気したんだよね。“』

『えぇ!? 誰と?』

『勿論、來未の知らない女性(ひと)だよ。』

『”別にその女性が遊びなら一回ぐらいなら許すわ。“』

『そ、それがさ、一回だけの浮気が相手の女の子を妊娠させちゃってさ。』

『それはどういう意味?』

『”相手の女の子は、僕が責任を取って結婚してほしいって言ってるんだよ。“』

『”先ず、3人で話し合わない?“』

『・・・えぇ!? な、なんで?』

『”私、一応義満の彼女だし!“』

『”直ぐに僕と別れてくれないの?“』

『このままじゃ別れないわ!』

『”じゃあ、僕を許してくれる?“』

『許すも許さないも、その女の子腹ませて義満に問題があるんじゃない?』

『・・・・・・』

『その女の子のお腹の子は義満の子でしょ!』

『・・・あぁ、ううん、』

『どうする気なのよ!』

『”お、お腹の子はおろしてもらおうかと思ってる、“』

『”バカじゃないの! ちゃんと責任取りなさいよ!“』

『・・・で、でもさ、』

『でもじゃないわよ、女の子をそんな軽々しく扱わないで!

女の子の方が体の構造とかいろいろと複雑なのよ。いい加減してよね!』

『・・・ご、ごめん、』

『私の事はいいわ、もういつでも別れてあげる、私だってそう簡単に

義満と別れたい訳じゃないけど、浮気相手を腹ませたんなら仕方ないじゃない!』

『僕は未来と別れたくない!』

『”じゃあ私がこれからは義満の浮気相手になってあげる、だからその子と

責任を取って結婚してあげて!“』

『・・・マ、マジで未来! 性格が良すぎじゃない?』

『えぇ!?』

『”今の全部、ウソだよ!“』

『はぁ!?』

『”未来ならどんな事でも許してくれるのかなって確かめたかっただけなんだ。“』

『サイテー!』

『・・・ご、ごめん、』

『もういいわよ、そんな子いないんでしょ!』

『うん。』

『じゃあ、私以外の女の子を絶対に悲しませるような事は絶しないで!』

『・・・うん、分かった、』

『じゃあーお腹空いたし、なんか作るね!』

『・・・ああ、ありがとう、』






僕の彼女は、僕が彼女に嘘をつこうが他の女性と浮気しようが

何でもかんでも許してくれる!

それは、”僕に甘いのか? それほど僕の事が好きじゃないのか?“

気になってしかたがないのだが......。

”僕は彼女が大好きだ!”

だから彼女が僕に甘くて何でも許してくれても、僕は彼女を裏切る

ような事は絶対にしない!




・・・ただこんな彼女なら? 僕みたいな彼氏じゃなかったら、

絶対に男をダメにするんだと思うんだよね。

”彼女がやたらと何でも優しいのも考えモノだな!”

でも僕は彼女に甘んじないよ。

僕は僕なりにちゃんと彼女を愛してる!

確かに僕は、”彼女を揶揄ったりはするけど騙したり傷つけたりはしない!“

大好きな彼女を僕が本気で傷つける訳がない。



ただね? こんなに僕に甘いと、本当に僕の軸がブレそうになる時が

あるんだ。

たまには本気で僕を怒ってほしいな!

まあきっと無理なんだろね、僕はそんな彼女が好きだからさ。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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