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実際に見た夢、文章化シリーズ

人類はアデリーペンギンになっても抗議活動をしていた

作者: ふとんねこ


 超絶久々に記憶に残る夢を見た。

 その奇妙奇天烈レベルは今回のタイトルを見てもらえれば察していただけることだろう。

 不思議且つ疲れる夢であったので、取り敢えず記憶の限りまとめていこうと思う。



 それでは早速。


 舞台は、南の孤島だったと思う。

 ジャリジャリしい浜だったので南国ではなさそうだけれど。


 私は知人(夢の中のであって現実の知人ではなかった)と共にその島にフィールドワークに来ているらしかった。何でも超大型生物のサンプルを採取するとか何とか。


 ……モンスター○ンター??


 私と知人は別行動で、島内にいる大型の蜘蛛と戦うことになった。島民からも困っているからと討伐を依頼されていてとてもモンスターハ○ターだった。


 それで……そう、私が相対したのは、黒光りする巨体の、ところどころを黄緑色に光らせた巨大な蜘蛛だった。マジでモンスターハン○ー基準の蜘蛛だった。


 私は何故か短剣一本と言う心許なすぎる装備で戦いを挑んだ。その蜘蛛にはなんか名前がついていて「翠蝶○○」とかいう(○○の部分は覚えていない)蜘蛛のくせに雅で、何故か蝶の字が入っていた。


 その蜘蛛の牙には毒があって、噛まれたら一発アウトのやつだった。痺れて内臓がどうにかなって死ぬ系のやつ。シンプルに怖い。そんな奴に短剣一本で挑むんじゃねぇ。


 結果、私は何とか奴の顔面に短剣を突き立てて勝った。強いな私。

 そしてその戦闘の舞台となった荒れ果てた岩場で「レッツ採取」と注射器やら何やらを取り出して作業を始めたのだが……

 漏れ出た蜘蛛の体液は何故か発火性物質であった。


 それが岩場の割れ目に流れ込んでいった。何故か夢の中の私は「まずい!!」と叫んで取るものも取りあえず岩場から飛び出してジャリジャリした浜へ逃げ出した。


 ――どうやら、爆発するらしい。


 夢の中あるあるで全然全速力が出ないまま、私はひたすら浜を走った。向こうの方に小高い崖があってその裏に回れば安全かも、等と考えながら走った。

 背後でドド……ゴゴゴ……と岩場が内側から崩壊する音が聞こえてくる。怖すぎる、私はひたすらに走った。けれど――


 突然、進行方向で不気味な音がして大地が波打った。

 物理的に、リボンを翻したかのような勢いで波打ったのだ。


 あ、と思う間に私はその波打ちに打ち上げられ、そのまま荒れ始めた海に落下した。



 暗転――次の瞬間に広がったのは一面の青、海中の景色だった。


 夢の中の私がモノローグじみた雰囲気で解説していたのでそれを整理すると、どうやら海中生活に適応した人類は皆アデリーペンギンになったらしい。


 は????


 意味が分からないが実際、私の目の前をアデリーペンギンの群がすいすい泳いでいく。彼らは何か英語が書かれた横断幕を持って泳いでいた。何やら抗議活動をしているらしい。


 人類はアデリーペンギンになっても抗議活動をしていた。


 救えねぇ生命だ。


 その後も何か夢を見ていたような気もするが覚えているのはここまでだ。



 謎が過ぎる……

 何故海中生活に適応するとアデリーペンギンになるのか????

 しかもその状態でも横断幕を持って抗議活動をするとはどういうことだ。


 まとめてみても謎が過ぎるのでジャンルは「その他」としておく。


 マジで謎……ええ……??

 まあ、夢とは総じてこういうものである。


 また、記憶に残ったら書き残していこうと思うのだった。


謎が過ぎる。



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― 新着の感想 ―
[良い点] アデリーペンギン……おもわずググってしまいました。 ぬう、こんな愛らしい姿になってしまったのか人類。 ふとんねこさんもアデリー化していたと推測すると、客観視したバトルシーンはかわいいの一言…
[一言] 夢の中で走れなくアレ、何が原因なんですかね? 何かに襲われて逃げる時に限って走れなくなるという笑 アデリーペンギンになったら人生楽しそうだなぁ。 海の中の生活ってどんなんだろ? ふとんさ…
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